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サンルーム設置工事 |
室外機移設工事 |
1日目 |
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9:00 現場の再計測 |
9:30 フレームの設置開始 |
15:00 雨天のため終了 |
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8:30 室外機の移設開始 |
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15:00 試運転し、終了 |
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2日目 |
9:00 フレーム設置の再開 |
15:00 設置終了 . |
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行程は2日間に渡ります。
初日は着工~フレームの作成まで 、
二日目は残りのフレーム作成~完成までとなります。
また今回は、サンルーム設置予定の場所に
エアコンの室外機とボイラーが設置されていたため、
延長を配管して移設する工事も並行して行います。
~1日目~ 施工日 2022/04/18 月曜日
まずは何よりも先に、
エアコンの室外機の移動とボイラーの移動になります。
施工中事故が起こらないように、ブレーカーを落とし感電を防ぎます。
また不凍栓を閉め、水が不要に流れないようにボイラーもオイルタンクの元栓を閉めます。
室外機とボイラーのそれぞれの配管と配線を外し、
必要な長さぶんだけ増設します。
増設した配管にも、しっかりと凍結と紫外線の防止として保護材を設置します。
増設した配線配管はサンルームの設置の邪魔にならないように、
家屋の水切りの下に隠れるように配置します。
次に、ボイラーと エアコンの室外機を再設置して行きますが、
設置予定の場所はどちらか一台しか設置できない狭さでした。
移設場所がサンルームとカーポートの間に挟まれている為ですね。
そこで、縦に並べて設置できるように架台を組み立てます。
”二段ベッドの様に”といえば、分かりやすいでしょうか?
ここで1つ注意点、
ボイラーを架台の上に設置してしまうと、
必然的に 灯油を流す銅管も下から約60cm~70cmも
上に登るような構図で接続することになってしまいます。
すると灯油が上に登ることが できず、 ボイラーを稼働することができません。
ボイラーは必ず 下に設置するようにしましょう。
架台への設置が終われば、
後は配管配線を つなぐだけ。
接続後、 問題なく稼働するか 試運転を行い 移設の完了です。
次にサンルームの設置に移ります。
まずは、 サンルームの設置場所を 改めて 細かくスケール(メジャー)で計測します。
窓がしっかりと収まるように、
また高さが 問題なく収まるようか、計測ができたら取り付けの開始です。
はじめに 基礎となるフレームを 壁に取り付けます。
基準となるのは下側のフレームです。
壁に 四角くフレームを取り付けたら、次は庭側の柱の設置です。
今回は設置場所にインターロッキングが敷いてあったため、
いくつか外し40cm掘り起こします。
この40cmというのは、地面が凍らないとされる”凍結深度”を基準に掘られます。
この凍結深度の基準は市によって違いますので ご注意を!
この地面が凍る現象は、
土中に含まれる水分が多ければ多いほど 起こりえます。
地面を掘っていき固い地盤が出てくれば 安心です。
掘り出した穴に、サンルームの 前方の柱を設置します。
柱を固定するためにネジを使って、柱と地盤を固定します。
また 重量がしっかりと分散するように、柱の下には プラスチックパネルを敷きます。
このパネルを敷くことで、柱の沈み込みを防いでます。
柱を2本立てたら、壁面に取り付けたフレームと接続します。
この日は 雨もひどくなってきたので設置作業もここまでです。
~2日目~ 施工日 2022/04/19 火曜日
4.サンルームの設置 :フレーム設置の続き~完成まで |
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2日目になりました。
まずは雨天でできなかった フレーム施工の続きからです。
壁とフレームの設置部分にシーリングをはります。
このシーリングとは、乾くと 厚いゴム状の 膜となります。
どのような隙間でもしっかりと隙間を塞ぎ、防水機能として働きます。
このシーリング、皆さんがよく使用する空間で使っているものがあります。
それは、お風呂のリモコンです。
リモコンと壁との接着面に、
このシーリングをはって 防水加工を行っているはずですので、
興味のある方は皆様のお風呂場をご確認なさってみてください。
屋根の設置に入りました。
最初に、”垂木掛け”や”前枠”といった屋根のフレームを取り付けます。
大枠が設置出来たら、屋根材であるポリカーボネートを横からスライドさせ取り付けます。
屋根の側面の”屋根妻パネル”も 設置したら 、屋根周りの完成です。
今回ご用意したのは 熱線遮断の屋根材です。
内側から屋根材を見上げてみますと しっかりと太陽光を 防いでいるのが分かります。
次にサンルームの床の設置です。
床を支えるための部材の”根太”をいくつも敷いて、床が沈みこまない様にします。
この床板の設置が出来たら、
窓のフレームと窓自体を設置して行きます。
この際、数ミリでも傾きや隙間がないかを入念にチェックします。
少ししでも隙間があれば、それは構造物が歪んでいる事を意味してしまうからです。
最後に、前柱を建てた基礎部分にコンクリートを流し込み、固定します。
これにてサンルームの取り付け完了です。
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