エコキュート交換施工の開始です。
まずは、感電防止として『エコキュートのブレーカーを落とす』作業から行います。
また、浴槽内の水を抜いていただく必要がありますため、
お風呂内の確認もさせて頂きます。
もし、午前中のみお出かけになられたいなどといった場合は、
その旨をお伝えくださいませ。
お出かけのお時間に合わせて、各チェックのみ先に行いに伺わせていただきます。
事前チェックができましたら、
エコキュートへの給水を止めて、貯湯タンク内の抜水を行います。
貯湯タンク内に水が入ったままですと、
重量がありすぎて、成人男性4人でも持ち上げることは困難であるためです。
次にエコキュートに繋がる全ての配管を外していきます。
この配管と信号線は、基本的に既設流用いたします。
その為、配管取り外し時に傷つけてしまわぬように、
配管の保護材をカッターで丁寧にはぎ取ります。
全ての配管を外し終え、抜水も終われば、
既設エコキュートの取り外しです。
2.新規給湯器の設置 ~土間の整理、運び入れ、配管接続~ |
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既設貯湯タンクを撤去したら、
長年の間に葉っぱや泥が溜まっていることがございますため、
この土間の上を綺麗に整えます。
土間を綺麗にしましたら、
エコキュートの『設置ガイド』を土間にあてて、
実際の設置方向性を確認いたします。
職人同士で意見を出し合い、設置位置を決めたら、
アンカーボルトという貯湯タンクの固定金具を土間に打ち込みます。
新しいエコキュートをこのアンカーボルトの上に重なる様に据え置いたら、
搬入完了です。
貯湯タンクを設置したら、全ての配管と信号線をつなぎなおします。
多くの場合、10数年まえの貯湯タンクのモデルとは形が異なっているため、
配管の設置位置(高さ・左右)も違ってきます。
このため、配管の長さが不足してしまうため、
フレキシブル配管という施工性に優れたアルミ配管にて延長造作いたします。
全ての配管と信号線が繋ぎなおされたら、
次に屋内の2ヵ所のリモコンの交換です。
リモコンは昔のお宅の場合、地面下から信号線が昇ってきている場合があり、
リモコンと信号線を切り離した瞬間に、壁の中に落ちて行ってしまう危険性があります。
この危険性を考慮して、慎重に交換を行います。
浴室のリモコンには更に、水がリモコン裏に入り込まない様に、
壁とリモコンの間にコーキングという樹脂ボンドを使用してしっかりと密閉します。
リモコン交換が出来たら、
貯湯タンクに注水し、試運転の開始です。
この試運転の時に、貯湯タンクに接続した各配管に水圧がかかります。
もし配管の接続に問題があれば、そのつなぎ目から微量ながらも水漏れが認められます。
このわずかな水漏れもないことが確認出来たら、
防寒材と紫外線から守るための配管保護を行います。
この保護材の設置が終わる事には試運転も終了しています。
実際に浴室にいき、
システム通りお湯が張れている事、エラー表示がないこと、水漏れがないことが
確認出来たら、お客様に使用方法を説明です。
この際に、お湯の量や温度などの設定お手伝いもいたしますので、
お気軽にお申し付けくださいませ。
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