安曇野市で行ったエコキュート交換工事の様子をご紹介します。
エコキュートは空気中の熱をヒートポンプに取り込んでお湯を沸かし、そのお湯を貯湯タンクにためて浴室やキッチンに給湯する給湯ユニットです。石油やガスの給湯器は燃焼熱を利用してお湯を沸かすのに対して、エコキュートは電気を使ってお湯を沸かすのでCO2の排出がなく環境にやさしい給湯機です。比較的料金の安い深夜電力や、太陽光パネルが乗っていればその発電電気を利用できるので、燃料費用も抑えることができます。費用が石油やガスの給湯器の倍くらいするのでそのあたりがデメリットですが、長い目で見ればランニングコストが安い給湯機です。
今回はヒートポンプからの漏水が止まらず、メーカーメンテナンスにみてもらったところ、修理費用が13万円ほどかかるという見積もりで、それだけかかるのなら新しいものに交換という決断をされました。同じ職場の方が弊社でエコキュート交換をされていて好印象だったということでご紹介いただき工事をさせていただくことになりました。新しいエコキュートはコロナの460L寒冷地仕様です。
エコキュートのメリット
1.省エネルギー性: エコキュートは電気を利用してお湯を沸かすため、従来のガス給湯器などと比較して省エネルギーです。
2.環境にやさしい: 再生可能エネルギーである電気を利用するため、環境に配慮した給湯システムです。
3.安全性: エコキュートは燃焼を伴わないため、火災や一酸化炭素中毒のリスクが低いです。
4.設置の柔軟性: エコキュートはガスラインや煙突などの設置が不要で、設置スペースに制約が少ないため、設置が比較的容易です。
デメリット:
1.初期費用の高さ: エコキュートの購入・設置には比較的高い初期費用がかかります。従来のガス給湯器に比べて設備費用が高くなることがあります。
2.電気料金の増加: エコキュートは電気を利用するため、電気料金が増加する可能性があります。特に電力料金が高い地域ではランニングコストが高くなることがあります。
3.寒冷地での効率低下: 一部のエコキュートは寒冷地では性能が低下することがあります。特に北国などの寒冷地域では、凍結防止機能が必要であったり、効率的な運転が難しい場合があります。イトウ住建では寒冷地仕様をおすすめしているので安心です。
4.メンテナンスの必要性: 定期的なメンテナンスやフィルターの交換などが必要であり、維持管理が必要です。