イトウ住建のこんなことまで施工実績
伊那市屋根カバー工法:劣化したノンアスベストスレートにスカイメタルルーフを重ね葺き
before
after
- 工事のきっかけ
- 訪問販売業者に指摘され気になったため
- 施工内容
- 屋根カバー工法
- 施工期間
- 10日間
- 保証年数
- 30年
- 使用材料
- 伊藤忠建材
スカイメタルルーフ
柄:スレート 色:オリーブ - 工事費用
- 1,700,000円
伊那市で行った屋根工事をご紹介します
事前調査でアスベストの含有がないことが分かったスレート屋根に、天然石を表面にコーティングしたジンカリウム鋼板のスカイメタルルーフを重ね葺きしたカバー工法の工事です
アスベスト(石綿)は2006年に完全に使用禁止になった建材で、繊維状の鉱物の総称です
非常に細い繊維で、体内に入ると肺がんや悪性中皮腫といった重篤な病気にかかってしまうということで、段階的に使用が制限されてきました
2021年のアスベスト規制強化でアスベスト含有の可能性がある建材を工事する場合事前調査が義務付けられています
今回のお家は築25年だったので完全使用禁止になる前の建材だったので、アスベスト含有の可能性がありましたが、調査の結果含まれていないことがわかっています
施工前の屋根の様子です
スレートは寿命は20年~30年と言われています
このお家は築25年なので、屋根材自体寿命に来ていました
過去に1回塗装したことがあるそうですが、アスベストが入っていない(ノンアスベスト)スレートは強度が落ちます
割れやかけなど、塗装では修復不可能なほど劣化していました
スレートはセメントに木質繊維などを混ぜて板状に加工した屋根材です。ここにアスベストを入れると強度が増します
ノンアスベストのスレートはどうしても強度が落ちて割れやかけが起きてしまいます
こうなってしまうと塗装で修繕することは難しく、葺き替えもしくは新しい屋根を重ね葺きするカバー工法をするしかありません
スレートの場合はよほど劣化がひどくなければ、廃材の少ないカバー工法がおすすめです
工事前に棟板金とその下地、雪止めを撤去します
廃材が少ないカバー工法で、既存屋根から出る廃材はこの棟板金とその下地木材のヌキと雪止めだけです
棟板金と雪止めを撤去して平らな屋根面だけの状態にします
スレートの割れやかけが奥見られた屋根材でしたが、幸いにも雨漏りはなかったそうです
多分既存のルーフィングが効いていたのだと思います
ここに新たにルーフィングを敷くので、既存と新規の二重防水になり、今後雨漏りの心配はない屋根になるでしょう
新しいルーフィングはシール状になっている粘着式改質アスファルトルーフィングを使用しました
既存のスレートの状態があまりよくなかったので、ルーフィングを貼り付けてこれ以上割れないようにしようという作戦です
シールだけでは心もとないので釘でも止めています
棟板金撤去・ルーフィングの敷設を動画でご紹介
スレートは断面(小口 こぐち)に防水処理されていないため、特に軒先の屋根材は小口から水が入り傷みやすいところです
唐草板金はその小口をカバーするための部材です
棟部分に捨て板板金(すていたばんきん)を取り付けます
棟(むね)とは勾配方向が違う屋根材がぶつかる部分のことをいいます
切妻(きりづま)屋根の場合は、勾配が2面になるので頂上部分の主棟(しゅむね)だけになり、勾配が4方向ある寄棟(よせむね)という屋根は、頂上の主棟と主棟から四隅に降りる下がり棟(さがりむね)があります
今回の屋根は寄棟屋根だったため主棟と下がり棟がある屋根でした
下がり棟は特に雨が一番集まるところなので十分な防水策が必要です
捨て板板金という排水を目的とする板金部材を取り付けることで、防水性を高めます
以上の下準備をしてようやく屋根材を取り付けていきます
唐草板金から捨て板板金取り付けまでを動画でご紹介
今回使用した屋根材は伊藤忠建材のスカイメタルルーフです
ジンカリウム鋼板というサビに強い鋼板の表面に天然石のストーンチップをコーティングした屋根材です
金属屋根に分類されますが、金属屋根の一番の弱点だった雨音がうるさい問題をストーンチップが軽減してくれます
鋼板は雨や紫外線で劣化しますが、無機質の天然石でコーティングしているため劣化はほとんどしません
そのためメーカーで30年の保証をしてくれます
一般的なガルバリウム鋼板やスレート屋根は定期的な塗装のメンテナンスが必要ですが、スカイメタルルーフはその必要もありません
定期的なメンテナンスをしなければならないというストレスがない屋根材です
何種類か色や柄がある屋根材ですが、今回は柄はスレート、色は奥様がお好きというグリーン系のオリーブを採用しました
屋根材本体の取り付けを動画でご紹介
棟板金を取り付けます
まずは板金を止めるための下地のヌキを準備します
工事の一番最初の工程で既存の棟板金と下地木材のヌキを撤去しました
撤去したヌキを新しいヌキに入れ替えるのですが、撤去したヌキは木材でした
木材は雨や経年で劣化してしまいます
新しいヌキは樹脂製で劣化することはありません
また、屋根材に段差があるため、直線のヌキを取り付けるとどうしても隙間ができてしまいます
その隙間を埋めるためにシーラー(防水材)という25㎜角のスポンジの紐を貼り付けます
樹脂製のヌキの断面です
芯材にアルミのプレートが入っているので熱などで変形することもありません
木材に比べてはるかに丈夫で雨や紫外線、熱に強い下地材です
下処理が終わった下地材を主棟、下がり棟に取り付けていきます
各棟を挟むように2本ずつ入れていきます
棟板金下地取り付けを動画でご紹介
棟板金をパッキン付きのビスで止めます
一番外に露出しているビスなので、ビス穴から水が入らないようにパッキン付きのビスを使います
棟板金も屋根材と同質のジンカリウム鋼板に天然石でコーティングしている部材を使っているので、スレート屋根によくみられる屋根材と棟板金の色が違ってきてしまうということもありません
主棟の板金と下がり棟の板金のジョイント部分を処理します
Y字につながっている部分にコーキングを打って、ジョイント部分の隙間を埋めます
このままだとコーキング部分が劣化して、ここだけメンテナンスが必要になってしまいます
そこで、コーキングが乾く前に補修材の天然石のストーンチップをまぶします
コーキングもストーンチップで保護されるので、メンテナンスが不要になります
棟板金取り付けを動画でご紹介
最後に雪止めを取り付けました
ストーンチップの効果で雪が落ちにくい屋根材なのですが、総2階の屋根なので雪が落ちると下のサンルームの屋根や、駐車場に止めている車に落ちて傷つけてしまう可能性があります
落雪トラブルのための念のための雪止めです
割れやかけが多数あったため、雨漏りの危険があった屋根でしたが、既存と新規のルーフィングの二重防水、さらにシーラーやコーキングで雨漏り可能性のある所も防水したため、雨漏りしない屋根になりました
ストーンチップの効果で重厚且つスタイリッシュな屋根になったかと思います
築20年前後でスレート屋根のお家という方は、メンテナンスの時期に来ています
メンテナンスが必要なのか、必要ならどんなメンテナンスが必要なのか、有資格のプロの目で適切なアドバイスをします
屋根や外壁に不安、不満、お困りごと、心配事がある方は一度イトウ住建までご相談ください
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