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長野県上伊那郡辰野町で行ったタイル風呂からユニットバスへのリフォーム工事の様子をご紹介いします。
冬場の入浴の際の寒さが一番のお悩みでした。タイル風呂は下地のモルタルにタイルを張った壁や床なのでが気温や地面からの寒さを防ぐことができません。これをユニットバスにリフォームすると壁や床のパネルには断熱材が入っているので寒さが軽減されます。ここにさらに弊社オリジナルの遮熱シート工法で、温まった予億室の温度が外に逃げるのを防ぎます。好評をいただいている工法です。新しく入れたユニットバスはタカラスタンダードのエメロードです。タカラスタンダードのユニットバスは他メーカーと比較しても十分な断熱材がパネルに入っています。合わせて脱衣所のリフォームも行っています。
今、国の補助金制度でこどもエコすまい支援事業が行われています。
こどもと付きますが大人だけの世帯も対象です。子育て世代はさらに補助金額が増えるという補助金制度です。
ユニットバス交換工事の場合、最大で107,000円の補助金を受けることができます。
詳しくは上の画像、また、下記にもリンクを貼っておきますのでご覧ください。
こどもエコすまい支援事業 詳しくはコチラ>>>
工事の様子です。
まずは既存のお風呂を解体していきます。タイルのお風呂なのでタイルを剥がし、タイルの下地のモルタルを斫ります。下からぐりという顔よりも大きな石がゴロゴロ出てきます。これらをこの後のコンクリート土間の下地用に少し残して撤去していきます。人が二人入ってギリギリ作業ができるスペースなので、うまく調整しながら作業していきます。
タイルのお風呂は前述の通り、地面はぐりやコンクリートガラ、タイルの破片が残っています。このままではユニットバスを入れることができないので、コンクリート土間を打ちます。鉄筋を入れてユニットバスと脱衣所の床がバリアフリーになるように高さを見ながらある程度平らにして打ちます。
次に弊社オリジナル工法の遮熱シートの敷設です。
遮熱シートはサーモバリアという商品で、梱包材のエアキャップ(プチプチ)に似たシートを純度99.9%のアルミシートで挟んだもので、熱を反射させることで、浴室の壁に使う場合は暖かさが外に逃げるのを防いでくれます。逆に屋根や外壁に使うと夏の暑さを反射してくれます。
熱の伝わり方には直接触って伝わる熱【伝導熱 カイロなど】空気で伝わる熱【対流熱 エアコンなど】赤外線で伝わる熱【輻射熱 太陽・ストーブなど】の3つがあります。断熱材は伝導熱と対流熱には効果がありますが輻射熱は止まりません。サーモバリアは輻射熱に効果があります。ちなみに建物内の熱移動のうち伝導熱と対流熱は25%、輻射熱は75%あります。割合が一番大きい輻射熱に効果があるのがサーモバリアです。このサーモバリアを床と壁に貼ることでさらに温かい浴室になります。
新しいユニットバスを組み立てます。
ユニットバスの組み立ては弊社の職人は行いません。メーカー、今回はタカラスタンダードが認定した施工業者が行います。これはTOTOやLIXIL、クリナップなどほかのユニットバスメーカーも同じです。一度組んでしまうと間違いやミスがあってもやり直しがきかないのがユニットバスの組み立てです。そのロスがないようにメーカー認定の施工業者が行います。
脱衣所のリフォームも行っています。
床下に断熱材が入っていなかったので、下からの冷気と床下へ暖気が逃げてしまうことで寒い脱衣所でした、せっかくお風呂があたたかくなったのに脱衣所が寒くてはいけません。床をはいで下地の根太を組みなおしてスタイロフォームを床下に断熱材として入れて、構造用合板を貼ってクッションフロアを貼りなおしています。
お掃除をして試運転をし、問題がなければ工事終了です。
今までお悩みだった寒いお風呂が一新、とても暖かいお風呂になりました。お施主様も大変喜んでいらっしゃいました。
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