松本市で行ったエコキュートの交換工事をご紹介します。
エコキュートは空気中の熱をヒートポンプに取り込んでお湯を沸かし、そのお湯を貯湯タンクにためて浴室やキッチンに給湯する給湯ユニットです。石油やガスの給湯器は燃焼熱を利用してお湯を沸かすのに対して、エコキュートは電気を使ってお湯を沸かすのでCO2の排出がなく環境にやさしい給湯機です。比較的料金の安い深夜電力や、太陽光パネルが乗っていればその発電電気を利用できるので、燃料費用も抑えることができます。費用が石油やガスの給湯器の倍くらいするのでそのあたりがデメリットですが、長い目で見ればランニングコストが安い給湯機です。
工事を行ったのは寒波が襲った1月末で、漏水からの凍結とエラーコードE26二方弁の異常があり、修理が不可能だったため今回の交換工事となりました。エコキュートは空気中の熱を取り込んでお湯を沸かすヒートポンプと、沸かしたお湯を貯めておく貯湯タンク、二つの機械からなるユニットで、二方弁は相互のお湯の行き来を調節するための弁です。故障の可能性が高い部品の一つで、10年以上たつと交換する部品も手に入り辛くなり、修理も難しくなります。漏水も二方弁の故障が原因と思われ、その漏れた水が寒波で凍結して周囲はびっしりと凍り付いていました。