答えは、
『限定的に可能』
です。
前述した通り、現在の温水ルームヒーターでは8.70kWの室外機は
3部屋対応が基準となっております。
今回提案しましたコロナの暖 DAY BOYも同様です。
これは、室外機の中を開けて電子ボードを見てみると、
『正常運転させる為の通信線が3基分しかない』ため明らかです。
では、限定的に可能というのはどういうことかというと、
『4部屋を同時稼働させることはできないが』
『 4部屋目に接続した状態で3ヵ所までの稼働としてなら出来る』
ということです。
つまり
『寝る時だけ部屋を暖めたい』 、『お客様が来た時だけ使用する』
という、普段からは使用しないが限定的なタイミングでのみ使用するという場合であれば、
設置可能ということです。
ただし、
この設置方法を実現するためには、いくつかの条件がございます。
・そもそも 4 部屋目に温水コンセントが設置されていること
・4部屋目のコンセントに通信線が設置されていること
・4部屋目の室内機を稼働させる際に、
最低でも1台の室内機が普段使用のコンセントに接続されていること
・室外機の電子ボードのE-con入力端子に、4部屋目の信号線が接続されていること
です。
そしてデメリットもあります。
・4部屋目の室内機は、時刻などの設定ができないこと
・タイマー機能などが使用できないこと
こうした条件やデメリットがあることをご承知の上であれば、
限定的にですが4部屋目の室内機を使用可能な状態にしておけるのです。
|