長野県松本市で行ったエコキュート交換工事の様子をご紹介します。

エコキュートは貯湯タンクとヒートポンプのセットで構成されている給湯器で、空気中の熱をヒートポンプっで取り込んでお湯を沸かし、そのお湯を貯湯タンクに貯めて必要時応じて浴室やキッチンにお湯を送る給湯機です。ガスや石油給湯器のように燃焼熱でお湯を沸かすのではなく、電気を使って空気中の熱を利用するのでCO2の排出が少なく環境にやさしい、また、比較的安い深夜電力や太陽光パネルで発電した電力を使うので経済的でお財布にも優しい給湯器です。

今回は19年使用してきましたが故障してしまい、修理の部品ももう手に入らないということで交換工事となりました。インターネットで検索して地域密着の業者だったこと、アフターフォローも充実していたこと、ホームページの施工事例が豊富で分かりやすかったということで弊社にご依頼いただきました。オートタイプからフルオートタイプへの変更だったため追い炊き配管の循環工を1口から2口に増設、ドレイン排水設備がなかったのでは水管を増設しています。

今エコキュート交換で長野県から補助金を受けることができます。

◆長野県の補助金　信州省エネ家電購入応援キャンペーン

今長野県ではテレビや照明器具など省エネ対応の家電を購入する際に、キャッシュレスポイントで補助金を受けることができます。エコキュートもこの省エネ家電の対象になっていて、対象のエコキュート購入、設置で４００００ポイント、さらに地域協力店で購入すると2倍の８００００ポイントのキャッシュレスポイントを受けることはできます。弊社イトウ住建もこの地域協力店に登録しているので、弊社でエコキュートを購入設置すれば８００００ポイントをもらえます。※長野県の【補助金信州省エネ家電購入応援キャンペーン】ですが、当初2023年8月31日で締め切りの予定でしたが、好評なので期間が2024年3月31日まで延長となりました。エコキュート交換を検討されている方はお気軽にお問い合わせください。

信州省エネ家電購入応援キャンペーン　詳細はコチラ＞＞＞

工事の様子です。まずは既存エコキュートを撤去していきます。

貯湯タンクは本体だけの重量がおよそ50㎏ここにお湯が入ると370Lのタンクで400㎏超、460Lの容量で500㎏超の重量になります。工事当日にタンク内にお湯が残っているとこのお湯を排出してタンクを空にするところから始めなければなりません。最大で1時間くらいかかってしまいます。工事をスムーズに進めるために、前日の夜お風呂や洗い物が終わってお湯を使わなくなったら夜のうちにタンク内のお湯を排出しておいていただきたいと思います。ご協力お願いいたします。漏水のために貯湯タンクの脚がサビていました。転倒の可能性もあったので何事もなくてよかったと思います。

撤去したエコキュートは新しいエコキュートを運んできたトラックにそのまま積み替えて、廃棄業者に持ち込みます。お客様の手を煩わせることはありませんのでご安心ください

通常エコキュートの貯湯タンクはコンクリート土間に固定しますが、今回の工事では木製のデッキが設置場所でした。デッキにアンカーで固定します。

今まではオートタイプのエコキュートでしたが今回はフルオートのタイプだったため1口だった循環工を2口に増設しています。

オートタイプとは浴槽への湯張りの際に設定した湯量に達すると自動で湯張りがストップする機能です。フルオートは設定した湯量で自動湯張りストップする機能にプラスして、入浴中に浴槽のお湯が減ると設定した湯量に自動で足し湯する機能が付いたタイプです。

今回の工事で追加工事があったもう一つが、ドレイン排水管の設置です。今までは地面に垂れ流しだったのですが、それだと地面が傷みそれが凍ったり、場合によっては建物に影響を及ぼしてしまいます。排水管を設置して排水溝に流す設備を増設しました

ヒートポンプを設置します。ヒートポンプはエアコンの室外機とほぼ同じ終了、サイズです。

この後給水管、給湯管、追い炊きなどのお風呂配管、ヒートポンプと貯湯タンクをつなぐヒートポンプ配管をつないで外の工事は終了です。

室内のメインリモコンと浴室リモコンを交換したら、試運転をして沸湯、貯湯、給湯を確認、問題がなければ工事終了です。

外の工事が残っていました。動作確認ができたら配管を保温します。保温作業をやっている間に担当営業が取り扱いの説明を行います。これですべて終了となります。工事の手際、説明などお客様からお褒めのお言葉をいただきました。

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