リフォームの概要
長野県安曇野市で行ったエコキュート交換工事の様子をご紹介します。
エコキュートとは空気中の熱を取り込んでその熱でお湯を沸かすヒートポンプとそのお湯を貯めて浴室やキッチンに給湯する貯湯タンクから構成される給湯器です。石油やガスの給湯器は燃料を燃焼させてその熱でお湯を沸かすのに対して、エコキュートは電気を利用して空気中の熱を使うのでCO2の排出が少なく環境にやさしい給湯器です。貯湯タンクの容量は370Lもしくは460L、これはどのメーカーも共通です。
既存は2008年製使用16年のタカラスタンダード(製造:三菱)のエコキュートEC-4604KU-FAKで特に不具合はなくまだ稼働していましたが、一般的なエコキュートの耐用年数は超えていたので壊れる前に早めに交換ということで今回の交換工事となりました。お問い合わせいただいたのが2月23日でまだ稼働しているということで、緊急性はないと判断、施工日をお施主様のご都合のいい日で3月8日に設定しましたが、施工日2日前にエラーが出て動かなくなってしまったそうです。1日だけお湯が使えない生活をさせてしまいました。新しく入れるエコキュートはコロナの460Lです。
エコキュートのメリット
1.省エネルギー性: エコキュートは電気を利用してお湯を沸かすため、従来のガス給湯器などと比較して省エネルギーです。
2.環境にやさしい: 再生可能エネルギーである電気を利用するため、環境に配慮した給湯システムです。
3.安全性: エコキュートは燃焼を伴わないため、火災や一酸化炭素中毒のリスクが低いです。
4.設置の柔軟性: エコキュートはガスラインや煙突などの設置が不要で、設置スペースに制約が少ないため、設置が比較的容易です。
デメリット:
1.初期費用の高さ: エコキュートの購入・設置には比較的高い初期費用がかかります。従来のガス給湯器に比べて設備費用が高くなることがあります。
2.電気料金の増加: エコキュートは電気を利用するため、電気料金が増加する可能性があります。特に電力料金が高い地域ではランニングコストが高くなることがあります。
3.寒冷地での効率低下: 一部のエコキュートは寒冷地では性能が低下することがあります。特に北国などの寒冷地域では、凍結防止機能が必要であったり、効率的な運転が難しい場合があります。
➡寒冷地仕様にすることで解消されます。イトウ住建ではほとんどの場合寒冷地仕様を設置しています
4.メンテナンスの必要性: 定期的なメンテナンスやフィルターの交換などが必要であり、維持管理が必要です。