イトウ住建のエコキュート施工実績

松本市波田|エコキュート|既設エコキュートの土間が薄い平板だった

before

エコキュート 施工前

after

エコキュート 完工
工事のきっかけ
【使用年数が17年越えたため】
・故障はしていなかったが、使用年数も多く経ており修理も何度も行っていたため
施工内容
・エコキュートの設置工事

・土間打設
施工期間
1日
使用材料
コロナ エコキュート460L
・寒冷地仕様
・CHP-46AY5K-B

工事費用
595,000円

ご依頼 概要


「安定感の足りない」エコキュート
エコキュート+土間 施工中 エコキュート+土間 施工中 エコキュート+土間 施工中
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. 本日は松本市波田

エコキュートの取り替え工事に伺いました。

 

既設エコキュートは14年使用されてきたものでした。

交換ご依頼のきっかけは使用年数を十分に重ねてきたことでした。

冬が終わったタイミングで交換のご依頼を頂き、確認に伺いましたところ…

 

既設エコキュートの土間が

コンクリート平板で代用されていました。

 

コンクリート平板は安定性に欠けるため、

土間の打設を提案させていただきました。

 

国の補助金『給湯省エネ事業2024』も併せてご利用いただくこともあり、

しっかりとした設置ができるように手配をいたしました。

 

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土間にコンクリート平板の代用はお勧めしません

厚みが足りない、安定感がたりない…
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コンクリート平板をなぜお勧めできないのか、

それは・・・

 

エコキュートの十分な安定性が取れない為です。

 

一般的にコンクリート平板は、

地面の上に置かれているだけです

 

厚みも100~150mmほどの厚みがありますが、

地面の上に置かれてるだけのため、

地面の下でしっかりと固定されている分けではありません。

 

そのため、

もし大きな地震などがあった場合、エコキュートの傾倒や転倒懸念されるのです。

 

なかには、躯体壁(家の外壁)とエコキュートを固定するお宅もありますが、

同じく大きな地震の際には、エコキュートが外壁を引っ張って剥がしてしまう可能性も

ございます。

 

こうした懸念があるからこそ、

コンクリート平板の様な不安定なものではなく、

家の土間と地下でしっかりと鉄芯でつなぎ留められている

コンクリート土間の打設をすることをお勧めいたします。

 

■コンクリート平板

エコキュート+土間 施工中 コンクリート平板

 

■コンクリート土間

エコキュート+土間 施工中 コンクリート土間

 

 

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施工内容のご紹介


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 1.既存給湯器の取り外し + 土間の打設
エコキュート+土間 施工中 エコキュート+土間 施工中 エコキュート+土間 施工中

 

早速エコキュートの交換施工に入ります。

まず、既存エコキュートの取り外しをする前に、必ず行う事があります。

 

1.不凍栓の閉栓

2.ブレーカー落とす

3.浴槽内の水を空にする

 

これらは施工の際の安全にかかわる部分、

また効率的に施工をするための確認です。

 

特に2番のブレーカーについて、

施工中に誤ってブレーカーが上がってしまっては感電してしまいますので、

どなたも触られない様にお願い申し上げます。

 

また、お客様にお願いしたい部分として、

必ず湯船の中にお湯が貯まっていない状態にしていただければと思います。

このお湯が貯まっている状態ですと、

施工時間が伸びてしまい、

その分お施主様のお時間を頂戴してしまうことに繋がります為、

ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 


安全対策がとれたら、

早速エコキュートの取り外しです。

 

エコキュートに繋がる配管や配線を全て取り外し、

地面とつながるエコキュートの固定部分も外します。

また、エコキュートの貯湯タンク内の水を全て抜水します。

 

この作業を行う事でエコキュートの重量を軽くします。

水が全て抜けきれば、おおよそ350kgほどの重量になりますので、

男性スタッフ3人~4人ほどで、安全を期して運び出します。

 


 

エコキュートが設置されていた部分に於かれていた

コンクリート平板の撤去を行います。

 

この平板が置かれていた場所を800×800×300の寸法で掘削します。

 

掘削した穴にコンクリート成型用合板で作った型枠をはめ込み、

綺麗な立方体をつくる様に準備します。

 

この時、近くに浄化槽のブロアー配管がありましたので、

コンクリートに巻き込まない様に配管を延長し、型枠の外を回りこむ様に配置します。

 

コンクリートを流し込む前に、

家の土間に鉄芯を打ち込みます。

また骨組みとなるようにメッシュを鉄芯に結びつけます。

 

こうして骨組みが出来ましたら、

型枠内にコンクリートを流し込み、その中の空洞をなくすよう突いていきます。

必要量のコンクリートを入れましたら、浮いてくる水分を取り除きながら

表面を整えます。

 

一連の作業が終われば、養生をして猫の子1匹脚を入れない様に、

封鎖します。

 


 

 2.新規給湯器の設置 ~土間の整理、運び入れ、配管接続~
エコキュート+土間 施工中 エコキュート+土間 施工中 エコキュート+土間 施工中

 

土間を打設してから約3日ほどかけて土間を養生します。

 

約3日後に型枠を外して、

土間がしっかりと成形されたことを確認できたら、

新しいエコキュートの設置です。

 

新しいエコキュートを取り付けるためのガイドを土間に添えて、

給湯器を取り付ける向きや位置を、

配管の位置など全体的に捉えながら微調整して取り決めます。

 

設置位置が決まったら、土間にドリルで穴をあけ、

新たにアンカーボルトを設置します。

 

アンカーボルトの設置が出来たら、

新しいエコキュートの運び入れです。

 

設置が出来たら、各配管や配線を再接続します。

この際、再利用できるものはそのまま使用しますが、

必ずと言っていいほど、配管は長さが足りません。

 

給湯器が10年以上も時間を空けて入れ替わるのですから、

配管の接続位置なども変わりますので当然ですね。

 

こうした配管の不足分は、フレキシブル配管というアルミニウム素材の配管を

加工して増設します。

自由に曲げられるので、どの様な場所や長さでも大抵は取り付けられます。

 

お客様にとっても見栄え良く見える様に、

配管の位置や長さ、露出の具合を考えながら取り付けします。

 


 

 3.リモコンの取り付けと試運転
エコキュート+土間 施工中 エコキュート+土間 施工中 エコキュート+土間 施工中

 

全ての配管、配線が接続出来たら、

リモコンの設置です。

 

リモコンは台所とお風呂場の2ヵ所の交換です。

特にお風呂場のリモコンは、元々内側に水が入らないような設計となっていますが、

細かな水も入らない様に、しっかりと壁とリモコンの間にコーキングを張ります。

 

リモコン設置が出来たら、

エコキュートに注水して試運転の開始です。

 

この試運転の際に、

接続したエコキュートの配管から水漏れがないか念入りにチェックをし、

問題がなければ各配管に保護材を取り付けます。

 

 

この保護材は、2種類あります。

1つは”凍結に対する保護”。

配管に直接巻き付け、換気から配管を守ります。

 

もう1つは”紫外線に対する保護”

巻き付けた凍結防止材の上にさらに巻き付ける伸縮性のビニール素材のテープです。

これを巻き付けることで、凍結防止剤 及び 配管そのものを

紫外線による劣化から守ります。

 

保護材の設置が終了する頃には試運転も終了していますので、

最後のチェックを行います。

 

システム通り試運転が行われたか、

浴槽内の水の量は設定どおりか、

浴室/洗面所/台所でちゃんとお湯を出せるか、

 

事前の水漏れも併せて、システムに問題が見受けられないようであれば、

試運転成功です!

 

最後に、お湯の温度やお湯の量といったリモコンの設定を行います。

この際、ご依頼者様が普段お使いの設定に調整するお手伝いをいたしますので、

どうぞ、お気軽にお声がけください。

 

 

エコキュート+土間 施工中 コロナ370L 寒冷地仕様 CHP-37AY5K-B
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最後に


 

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10年~15年前に設置されたエコキュートではよく見られましたが、

コンクリート平板で土間の代用をしている設置は、安定性にかけます。

 

これまで大事がなかったとしても、

今後地震が起きた時に感じる不安の差は歴然です

 

もしいまコンクリート平板で設置されている方がいらっしゃれば、

交換のタイミングでしっかりとしたコンクリート土間を打設すること

を強くおすすめいたします。

 

もし、ご不安がある方は、

お気軽にわたくしどもイトウ住建にご相談くださいませ。

 

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◆イトウ住建 塩尻支店      営業時間AM9:00 ~ PM7:00

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