イトウ住建のエコキュート施工実績
長野県安曇野市エコキュート交換:SANYO-SHP-T37GからダイキンEQ37WFHVへ
before
after
- 工事のきっかけ
- 使用16年で漏水が発生したため
- 施工内容
- エコキュート交換工事
- 施工期間
- 3日間(土間打ち含む)
- 保証年数
- 10年
- 使用材料
- エコキュート
ダイキン370L寒冷地仕様
EQ37WFHV - 工事費用
- 584,000円(土間含む)
工事の概要
長野県安曇野市で行ったエコキュートへの交換工事の様子をご紹介します。
エコキュートとは空気中の熱を取り込んでその熱でお湯を沸かすヒートポンプとそのお湯を貯めて浴室やキッチンに給湯する貯湯タンクから構成される給湯器です。石油やガスの給湯器は燃料を燃焼させてその熱でお湯を沸かすのに対して、エコキュートは電気を利用して空気中の熱を使うのでCO2の排出が少なく環境にやさしい給湯器です。貯湯タンクの容量は370Lもしくは460L、これはどのメーカーも共通です。
16年使用していて漏水があったため今回の交換工事となりました。貯湯タンクがコンクリートブロックの上に設置していて危険だったのでコンクリート土間の新設しています。今異常や不具合がなくても各種補助金が充実している今が替え時です。
エコキュートのメリット
1.省エネルギー性: エコキュートは電気を利用してお湯を沸かすため、従来のガス給湯器などと比較して省エネルギーです。
2.環境にやさしい: 再生可能エネルギーである電気を利用するため、環境に配慮した給湯システムです。
3.安全性: エコキュートは燃焼を伴わないため、火災や一酸化炭素中毒のリスクが低いです。
4.設置の柔軟性: エコキュートはガスラインや煙突などの設置が不要で、設置スペースに制約が少ないため、設置が比較的容易です。
デメリット:
1.初期費用の高さ: エコキュートの購入・設置には比較的高い初期費用がかかります。従来のガス給湯器に比べて設備費用が高くなることがあります。
2.電気料金の増加: エコキュートは電気を利用するため、電気料金が増加する可能性があります。特に電力料金が高い地域ではランニングコストが高くなることがあります。
3.寒冷地での効率低下: 一部のエコキュートは寒冷地では性能が低下することがあります。特に北国などの寒冷地域では、凍結防止機能が必要であったり、効率的な運転が難しい場合があります。イトウ住建では寒冷地仕様をおすすめしているので安心です。
4.メンテナンスの必要性: 定期的なメンテナンスやフィルターの交換などが必要であり、維持管理が必要です。
〇現場の安曇野市ってこんな街
安曇野市はおよそ20年前の平成17年10月に豊科町、穂高町、三郷村、堀金村、明科町の5町村が合併してできました。長野県の中央よりやや北西に位置する人口約10万人の都市です。水路が豊富で長野県一の米どころ、きれいな水を使ったわさびづくりは全国でも有名です。水はけのよさからリンゴづくりも盛んです。農業だけでなく精密工業も盛んです。北アルプスの玄関口として県内外から多くの観光客ででにぎわっています。
既存エコキュートの撤去搬出
工事の様子です。まずは既存のエコキュートを撤去します。
貯湯タンクは本体だけの重量がおよそ50㎏ここにお湯が入ると370Lのタンクで400㎏超、460Lの容量で500㎏超の重量になります。工事当日にタンク内にお湯が残っているとこのお湯を排出してタンクを空にするところから始めなければなりません。最大で1時間くらいかかってしまいます。工事をスムーズに進めるために、前日の夜お風呂や洗い物が終わってお湯を使わなくなったら夜のうちにタンク内のお湯を排出しておいていただきたいと思います。ご協力お願いいたします。
撤去したエコキュートは新しいエコキュートを運んできたトラックにそのまま運び、廃棄業者に持ち込んで処分いたしますのでご安心ください。
コンクリート土間打設
既存の貯湯タンクはコンクリートブロックに乗っていました。エコキュートの貯湯タンクは本体だけで50㎏、お湯が入ると最大で400㎏を超える重量になります。当然地面にそのまま置くことはできませんが、コンクリートブロックだけでも不安定です。400㎏を超えるタンクが倒れたら大変なことになります。必ずコンクリート土間を設けて設置しなければなりません。今回はそのコンクリート土間がなかったので新設しました。コンクリート土間は地下30㎝以上、地上10㎝以上の厚さが必要です。長野県は寒冷地なので凍み上がり防止のために地下は40㎝掘り下げました。
下地の砕石を入れて平らに均します。
型枠を組んで鉄筋メッシュを入れてコンクリート土間を補強します。
コンクリートを流します。写真にはありませんがバイブレーターをかけて中の気泡をつぶします。この作業をしないと気泡の穴だらけのコンクリート土間になってしまい、強度的にも不安です
中1日置いてコンクリートが固まったところで型枠を外して土間の完成です。
貯湯タンクの設置
このコンクリート土間にアンカーでタンクを固定します。そのアンカーを打つ位置は貯湯タンクに合わせなければなりません。位置決めは貯湯タンクを梱包していた段ボールが型紙を兼ねているので、この段ボールを当ててコンクリートドリルで穴をあけアンカーを取り付けます。
配管の接続と保温
貯湯タンクとヒートポンプを設置したら、給水配管、給湯配管、追い炊き配管などのお風呂配管、ヒートポンプと貯湯タンクをつなぐヒートポンプ配管など配管類のつなぎ込みを行います。そのあと長野県のような寒冷地には必須の凍結防止帯の巻き付け、配管の保温を行います。
注意!
稀に凍結防止帯のコンセントを春から秋の使用しない時期に抜いてしまう方がいらっしゃいます。冬になって忘れずにコンセントを入れればいいのですが、入れ忘れてそのまま冬を迎え配管を凍結させてしまうトラブルが何件か発生します。凍結防止帯はセンサーがついていて寒くならなければ電機が入らない仕組みになっていますので、コンセントは抜かないようにお願いします。
工事終了です
給湯器関係の交換工事を行った場合、凍結など緊急事態が起きた時にすぐにご連絡いただけるよう、連絡先を記載したマグネットシートを給湯機本体に貼っておきます。何か困ったことがあったらすぐにご連絡ください
給湯器類はある日突然壊れて動かなくなるということも珍しくはありません。弊社はエコキュートの在庫を持っているので急な故障にも即対応可能です。補助金の申請もお手伝いしますので、調子が悪い、そろそろ交換時期、そんなお客様は寒くなる前に一度ご相談ください。冬場は工事が混みあいますのでお早めに!お問い合わせは下の画像をクリック!ラインもしくはメールでお気軽にどうぞ
安曇野市で行ったエコキュート交換工事の施工事例