イトウ住建のエコキュート施工実績

長野県伊那市エコキュート交換工事：Panasonic-HEL-37KQSへ施工費込み516,000円

2024-06-13

before

after

工事のきっかけ: 使用15年でエラーが出たため
施工内容: エコキュート交換工事
施工期間: 1日
保証年数: TOTOリモデルクラブ10年保証
使用材料: エコキュート
Panasonic　370L
HEL37KQS　寒冷地仕様
工事費用: 516,000円

長野県伊那市で行ったエコキュート交換工事の様子をご紹介します。

エコキュートは空気中の熱をヒートポンプに取り込んでお湯を沸かし、そのお湯を貯湯タンクにためて浴室やキッチンに給湯する給湯ユニットです。石油やガスの給湯器は燃焼熱を利用してお湯を沸かすのに対して、エコキュートは電気を使ってお湯を沸かすのでCO2の排出がなく環境にやさしい給湯機です。比較的料金の安い深夜電力や、太陽光パネルが乗っていればその発電電気を利用できるので、燃料費用も抑えることができます。費用が石油やガスの給湯器の倍くらいするのでそのあたりがデメリットですが、長い目で見ればランニングコストが安い給湯機です。

今回は使用15年でエラーコードが出て、修理不可能だったため本体の交換工事となりました。

古いエコキュートを撤去し搬出します。

前述のとおりエコキュートはヒートポンプと貯湯タンクで１セットの給湯器です。まずは二つをつなぐ配管を外してそれぞれバラにします。ヒートポンプはエアコンの室外機程度の大きさ重さですが、貯湯タンクは空の状態で５０㎏ほどあるので、二人掛かりでの運搬になります。

工事前日の夜、入浴が終わったらタンク内に残ったお湯を払っておいていただけると、当日工事がスムーズに進みますのでご協力ください。当日にお湯が残っているとお湯を払う時間が別途かかってしまいます。

新しいエコキュートを取り付けます。

ヒートポンプはエアコンの室外機程度なので、地面に架台を置いて設置するか基礎に架台を取り付けて宙に浮かして取り付けます。一方貯湯タンクは本体だけで５０㎏ほど、お湯が入ると３７０Lで４００㎏超、４６０Lで５００㎏超の重さになります。地面にそのまま置くと重みで沈んで傾いてしまいます。場合によっては転倒まで危険があるので、必ずコンクリートスペースが必要になります。交換工事ですとすでにコンクリート土間が設置されているとおっもうのでそれをそのまま使います。石油やガス給湯器からエコキュートに交換する場合や、新築でエコキュートを新規で設置する場合は９０㎝四方以上、厚さ１０㎝以上のコンクリート土間が必要です。土間打ちに関しても弊社で行いますのでお問い合わせください。

給水配管、給湯配管、追い炊き配管などのお風呂配管、ヒートポンプと貯湯タンクをつなぐヒートポンプ配管等、配管関係をつなぎこみます。今回はドレイン排水管の位置がずれてしまったので排水管のつなぎ直しも行いました。

注意！

稀に凍結防止帯のコンセントを春から秋の使用しない時期に抜いてしまう方がいらっしゃいます。冬になって忘れずにコンセントを入れればいいのですが、入れ忘れてそのまま冬を迎え配管を凍結させてしまうトラブルが何件か発生します。凍結防止帯はセンサーがついていて寒くならなければ電機が入らない仕組みになっていますので、コンセントは抜かないようにお願いします。