. 1日目: |
. コア抜き工事、フェンス支柱設置 |
. 2日目: |
. 新規フェンスの設置 |
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まず初めに、”コア抜き”という工事を行います。
これは、コンクリート擁壁に穴をあける工事です。
これを行うことで、フェンスの支柱をしっかりと固定することが出来ます。
既存擁壁の全体の長さを正確に測量し、
フェンス支柱を設置する場所を割り出しましたら、機械の設置です。
常に水流をあて続け、刃と石が噛み合わないようにしながら、
一定の力をかけながら注意深く切除します。
コア抜きで支柱の穴を全て空け終えたら、
次は支柱の設置です。
高さと幅をレーザーを使用して正確に割り出したら、
水平器で微調整しながら支柱を設置していきます。
支柱と穴の間にある隙間は、
砂利とコンクリートを敷き詰め動かなくなるようにしっかりと固定します。
全ての支柱を固定したら、
最後にコンクリートの天端を整えて、1日目の終了です。
2日目になり、
支柱のコンクリートがしっかりと乾いて固定されていることを確認します。
確認を終えたら、フェンス板の設置です。
今回のフェンスは樹脂ボードになります。
樹脂ボードは、その特性から太陽熱の影響を受けやすく、
伸び縮みをとてもしやすい材質です。
その性質のために、設置の際にフェンスの両端をしっかりとビスで固定してしまうと、
伸縮の影響からひび割れや破損を起こしてしまいますので、
注意が必要です。
その為、樹脂フェンスの設置方法は、ほとんどの製品が、
フェンス中心だけビスで固定し、両端は支柱とそのカバーで挟んで止めているだけ
になっています。
今回のフェンスもこの施工方法にならって、
順次設置を行いました。
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