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本日は塩尻市にお住いの方からのご依頼です。
ご自宅を建てられた際に造った土間コンクリートが全面道路より10㎝程高く段差が出来ているので駐車が困難な為何とかしてほしいとのSOS依頼を頂きました。
弊社ではご依頼頂きましたらまず下見をさせて頂き、御見積を作成しております。
下見時に私も駐車してみた所、10㎝段差を乗りあげるのには結構な衝撃を体感しました。
停車の度にこの段差は苦痛ですね(汗
今回の弊社のご提案は既存コンクリートを入り口部分から2mでカット、解体をして新規で密粒アスファルトを全面道路までスロープのように擦り付けての敷設のご提案とさせて頂きました。
お客様も現状の段差が無くなることで今までの苦痛が解消されることに大変喜ばれておりました。
工事が始まりますとまず既存コンクリートのカットをして残す部分と壊す部分の縁を切ります。
今回の既存コンクリートの厚みは10㎝程でした。
コンクリートの厚みは地域にもよりますが、10㎝~15㎝程が一般的です。
縁が切れましたら、解体作業に入ります。
解体作業にはエアーブレーカー、重機機械(通称ショベルカー)
にて解体を作業をしていきます。
コンクリートを壊しましたら重機機械で集積して2tダンプカーへ積載していきます。
この際にコンクリート内部に埋め込まれていますメッシュ筋(鉄の網状の物)を機械にてコンパクトにまとめてから積載します。
この際の注意点は細い網状の鉄ですが服などに引っかかったりしますので、気付かぬうちに怪我をしてしまうこともありますので要注意です。
解体作業を終えましたら安全策としてカラーコーンを立て、終了します。
この日解体作業で発生したコンクリートガラ(ガラ=コンクリートを砕いた状態の事を指します)は2tダンプ2台分でした。
翌日から舗装工事の作業を開始します。
まず掘削作業にて現状床部分から25㎝掘り下げます。
その後20㎝の砂利を入れます。
ここでのポイントは単純に砂利を入れるだけではなくアスファルト敷設面を水平にしていきます。
この作業でボコボコした状態のままにしてしまいますと、その後の仕上がりにも影響を受けることもありますので大切な工程になります。
路盤工事が終了した所で、メインの工事になります。
アスファルトの厚みは5㎝。
コンクリートをカットした部分から全面道路までスロープにしてなるべく緩やかになるように勾配を考慮して敷均していきます。
アスファルトは熱々の状態約160℃くらいで現場迄運ばれてきます。
敷均す際は軽油を染み込ませた道具で敷均していきます、
※この時に軽油を使わない場合は張り付いて作業が出来ないほどになります。
敷均した後は転圧プレート(アスファルトを固める機械)で固めていきます。
固めた後は水を撒きアスファルトに付いた油分を洗い流して完成となります。
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