イトウ住建の耐震補強施工実績

塩尻市耐震補強工事:ホールダウン金物と構造用合板で補強:揺れに負けない安心な建物へ

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塩尻市耐震工事

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塩尻市耐震工事
工事のきっかけ
耐震に心配があったので市の耐震診断を受けたところ0.35(0.7未満倒壊する可能性が高い)だったため
施工内容
耐震改修工事
施工期間
4日間
使用材料
ホールダウン金具
構造用合板等
工事費用
4,700,000円

 工事の概要                            

塩尻市で行った耐震補強工事の様子をご紹介します。

竣工が1979年(昭和54年)の建物で築44年、事前の塩尻市の耐震診断で評点0.35(0.7未満 倒壊する可能性が高い)という診断が出ました。塩尻市の場合昭和56年5月31日以前に建築着手した家屋の耐震工事で、評点が1.0(一応倒壊しない)以上になる工事の場合、工事費用の10分の8(上限100万円)の補助を受けることができます。例えば工事代金総額150万円で、評点が1.0以上になる場合、補助金100万円、自己負担50万円で工事できます。

塩尻市耐震補助金 詳しくはコチラ>>

今回は重い瓦屋根を軽い金属屋根に葺き替え、壁の補強を4か所行うことで評点が1.01まで上げることができました。上限の100万円の補助を受けることができます。

屋根葺き替え、壁の補強工事のうち今回は4か所の壁の補強の様子をご紹介します。

屋根の葺き替え工事は別の記事でご紹介しています。下にリンクを貼っておきますのでよろしければ併せてご覧ください。

イトウ住建ではこれまでに耐震工事を何件も手掛けてきました。経験、知識豊富なスタッフが費用をなるべく抑えて最大効果が出る工事をご提案します。耐震リフォームを検討されている方、耐震性に心配がある方、一度イトウ住建までご相談ください。お問い合わせは下の画像をクリック!メールもしくはラインでお気軽にどうぞ。

 

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 工事個所                             

今回の壁の耐震補強は4か所、Ⓐ北側和室の北西角の内壁 Ⓑ同じく北側和室の押し入れ内 Ⓒ南西角の外壁側 Ⓓ南側洋室の南東角の内壁 です。

Ⓐは内壁を壊して柱、土台、筋交いを金具で連結、構造用合板で壁を戻してクロスで仕上げています

Ⓑは押し入れ内の柱、土台、筋交いを金具で連結、構造用合板で補強しています

Ⓒは外壁側から柱、土台、筋交いを連結、構造用合板で補強して金属サイディングで仕上げています

ⒹはⒶと同様、柱、土台、筋交いを連結して構造用合板で補強、クロスで仕上げています

Ⓐ~Ⓓそれぞれの工事の様子をご紹介していきます。

 Ⓐの工事                             

Ⓐの工事の様子です。

まずは内壁を壊して柱、土台、筋交いを露出させます。

間柱のうち、筋交いに絡んでいる間柱の左右に間柱を増し打ちして補強しています。

柱と土台、筋交いを連結金具でつなぎます。

使用した金具はホールダウン金具と言って、柱や筋交いが地震の揺れで土台から抜けてしまわないように止める金具です。以前は壁の補強をして耐震評点の向上を図っていましたが、最近は金具で柱や筋交いを連結する方法を多くとっています。耐震壁で補強するよりも安く、工期も短く済み、しかも耐震性は信頼できる工法です。

9㎜厚の構造用合板で壁を作って、この上からクロスで仕上げます。今までは構造用合板の部分は耐震壁を使っていましたが、柱や筋交いを土台に金具で連結させているので、耐震壁でなくても大丈夫です。この分費用を安く抑えることができます。

 Ⓑの工事                             

Ⓑは北側の和室の押し入れの中を補強しました。

同じく柱、筋交いを土台に金物で連結させて、地震の揺れで抜けてしまわないように補強しています。そのあと9㎜厚の構造用合板で壁を戻しています。押し入れの中なのでクロスは貼っていません。

 Ⓒの工事                             

Ⓒの工事は内壁ではなく、外壁側から補強しました。外壁側から行った理由はモルタルの外壁だったのですが、モルタル外壁につきもののクラックがこの部分が特に激しく、補修の必要があったのですが、内壁で耐震工事をしてしまうと別途外壁の補修が必要でした。そのためここだけは外壁側から補強を行い、金属サイディングで仕上げる方法をとりました。

角からこの後張る構造用合板の幅90㎝分を壊して柱、筋交い、土台を露出させます。

外壁側から行っていますが、ⒶやⒷと同じように柱、筋交いを土台から抜けないように金具で連結させるのはⒸも同じです。

9㎜厚の構造用合板で壁を復旧させます。

仕上げは弊社が最も得意とする金属サイディングを張っています。

 Ⓓの工事                             

最後にⒹの工事です。今まで同様、既存の壁を壊して、柱、筋交いを土台から抜けないように連結して、構造用語右辺で壁を復旧、クロスを貼って仕上げています。

屋根の耐震工事と合わせて0.35の評点(0.7未満 倒壊する可能性が高い)から評点1.01(一応倒壊しない)まで上がりました。

2024年1月1日に起きた能登半島地震でも多くの家屋が半壊もしくは全壊したと聞いています。耐震基準は昭和56年5月31日を区切りに新旧の耐震基準として、補助金も昭和56年5月31日以前に着工したものとしています。私たちも新旧耐震基準と理解していましたが、能登半島地震では新耐震基準の建物にも倒壊が見られたとのことです。これは2016年の熊本地震でも同様だったそうです。

いつ起こるかわからない地震、比較的多額の補助金が出ますので、一度検討してみるものいいかもしれません。補助金を受けるにはまず市の無料耐震診断を受ける必要があります。

耐震診断を受ければ、耐震工事のプラン、お見積りは弊社にお任せください。経験豊富なスタッフが最適なご提案をさせていただきます。現地調査、お見積りは無料です。一度イトウ住建までご相談ください。お問い合わせは下の画像をClick!メールもしくはラインでお気軽にどうぞ

 

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