安曇野市で行ったトイレの入れ替え工事をご紹介します。

使用２５年超のTOTOのピュアレストでしたが、タンクからの水漏れなどがあり交換工事に至りました。

新しくするトイレも使い慣れたTOTOをご希望でしたが、TOTOのトイレは今現在入荷の見込みがなく、数か月待ちとなってしまいます。Panasonicでしたら在庫があるのですぐに工事に入れます。機能面やメリットなどをご説明し、PanasonicのアラウーノＳ１６０シリーズのタイプ１寒冷地仕様を選択していただきました。

Panasonic　アラウーノ　Ｓ１６０　タイプ１　寒冷地仕様

最大の特徴は泡洗浄　他のメーカーにはこの機能はなくPanasonicのオリジナルです。洗剤用のタンクに中性洗剤を入れておけば、洗浄の際に一緒に洗剤も出てきます。

便器、便座が有機ガラス系樹脂の一体成型なので隙間が少なくお掃除がしやすいです

トイレ工事に入る前の準備です。

撤去した古いトイレ、設置する新しいトイレを運ぶ導線をトイレが当たって傷がつかないように保護シートを付けます。養生という作業です。エコフルガードというクッションが入った養生材で、簡単に折ったり切ったりできるので、廊下の幅に合わせて取り付けます。内外の行き来が多いのですが、エコフルガードを取り付けておけばいちいち靴を履き替えなくても大丈夫です。床を傷つけないうえに作業効率も上がる養生材です。

古いトイレを撤去します。古いトイレはTOTOのピュアレスト、便器とタンクが陶器製で便座が樹脂製、３つに分解することができます。便座、タンク、便器の順に撤去していきます。便器、タンクは重いのですが養生をしっかりしているので安心です。

撤去したトイレは弊社が責任をもって産廃業者に持ち込み処分しますのでご安心ください。お客様宅にはゴミ一つ残しません。

奥に見えるのが新しく設置するPanasonicアラウーノです。

トイレに付属している型紙を使って、固定金具を取り付けます。

型紙から古いトイレのあとの黄色い線が見えています。新しいトイレはほぼ型紙と同じ大きさ、位置に来るのでこのシミは見えてしまいます。マットを敷いて隠すか、床のクッションフロアを貼り替える方法があります。今回は貼り替えなしで工事をしましたが、余裕があればクッションフロアも新しくして気持ちのいいトイレにしませんか。

イトウ住建ではクッションフロアの貼り替え、クッションフロアと壁のクロスの貼り替えのパックなど、内装工事も承っております。

新しいトイレを設置しました。最近のトイレは洗浄便座など電気を使います。もちろん水も使います。洗濯機や冷蔵庫と同じで水を使う電化製品です。必ずアースを取り付けます。緑色の細い線がアース線です。取り付けているかの確認をしましょう。

トイレの上部に洗剤を入れるタンクが内蔵されています。はじめは純正の洗剤がついているのでそれを入れていただくのですが、入れ替えは台所用の中性洗剤を入れてください。柑橘系のオイルが入っているとかではなく、何も入っていない中性洗剤がいいです。３人家族で１回の洗剤補充で２～３カ月持ちます。

試運転も終わり取り付けが終わりました。

今回取り付けたPanasonicアラウーノＳ１６０タイプ１寒冷地仕様は、便器の蓋が自動で開閉する非接触タイプのトイレです。トイレに入ってから出るまで手では何も触れずに済みます。今ご要望の多いトイレです。

安曇野市は寒冷地なので寒冷地仕様のトイレでもあります。ヒーターを内蔵しているので冬の凍結によるトラブルの心配はありません。

リモコンもついて完了です。リモコンは使い勝手のいいところに自由に取り付けることができます。ご都合のいい位置を指定していただければそこに取り付けます。

アラウーノのシリーズはタンクレストイレです。今まではタンクにためた水が流れる水圧で洗浄していましたが、タンクレスなので水道直圧式です。気鋭の水圧がないと取り付けることができませんが、事前に水圧を測って取付の可否を判断しますのでご安心ください。

トイレに限らず新しいものに交換すると気持ちのいいものです。水漏れがあった古いトイレも新しいトイレになり、そんなストレスもなくなりました。お施主様も喜んでおられました。