安曇野市で行ったトイレ交換工事の様子をご紹介します。20年使用して暖房便座が壊れてしまい、修理も難しかったので交換することになりました。
トイレ交換をする場合、工事前にいくつかチェックする項目があります。その一つに排水心の確認があります。排水心とは床に開いた排水の穴の中心と奥の壁の距離のことです。現在は排水心200㎜という基準があり、どのメーカーも標準200㎜に出っていされていますが、以前はこの基準がなくもちろん200㎜のものが大半ですが中には120㎜しかないものや500㎜を超えるものもあります。
標準の200㎜でない排水心の場合はリフォーム配管路いうアジャスターを使わなければなりません。そのため排水心の確認は必須です。排水心の測り方は便器を外して測れば間違いないのですが、事前の下見で便器を外すわけにはいかず、ほかの方法で確認する必要があります。古い便器の型番から排水心を特定する方法が一般的だと思います。インターネットで型番を調べると排水心を確認することができます。
今回も型番から排水心が200㎜ということがわかり、準備をしてから工事に臨みました。ところが便器を外してみると排水心が200㎜ではありませんでした。設計ミスなのかほかの理由か、新築時からリフォーム配管が使われていました。慌ててリフォーム配管を準備して工事を再開しました。