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松本市で行ったトイレ改修工事の様子をご紹介します。中古物件を購入されてトイレが汚れていてうえに使いにくそうだったので今回の工事となりました。既存のトイレは床から腰高までがタイル張り、大小の便器が分かれています。これを床壁のタイルを剥がして、諸便器を撤去、そこに小さめの洗面化粧台を手洗い代わりに入れて、トイレも新しいものに入れ替えました。
工事の様子です。まずは既存の古い大小の便器を撤去します。小便器はすべて陶器製なのでかなり重く搬出に苦労しました。大便器も便器とタンクは陶器製ですが、これはいつも撤去している便器と同じなので慣れたものです。大便器のタンクが向かって右側にあります。後でポイントになるところです。
床と腰高の壁のタイル張りの部分を解体します。ハツリ機で振動をかけてタイルとその下地のモルタルを壊していきます。写真のぶれている赤い機械がハツリ機です。写真でぶれるほどの振動でタイル部分を壊していきます。
床壁を壊した状態です。排水管も老朽化していたので交換することにしました。ゴミが入らないように口をオレンジのテープでふさいでいるのが古い排水管、グリーンのテープでふさいでいるのが交換した新しい排水管です。
新しい排水管の後ろに見える白い管が給水管です。先ほどポイントと申し上げたところですが、今までは向かって右側にタンクがあったので、給水管も右からきていますが、新しいトイレは左に給水が欲しいです。これはどのメーカーも同じです。トイレ交換だけの場合で右から給水が来ている場合は左に回コンで配管するのですが、今回は床を壊して配管は自由にできるので左に給水管を出しました。
小便器の給排水はこのまま洗面化粧台の給排水に利用します。
床は12㎜厚の構造用合板を張りますがその下地の根太（ねだ）を入れます。
床は12㎜厚の構造用合板を張ります。この後クッションフロアを貼って仕上げます。
壁は腰高のタイル部分の上は繊維壁でした。これを壊すと大変なことになるので新たに下地を組んで壁にしました。
下地に石膏ボードを貼ります。下地と石膏ボードの分室内が狭くなりますがあまり気にならない程度で済みました。
床はクッションフロア、壁はビニールクロスを貼って仕上げます。窓がなく暗いイメージのトイレでしたが、白を基調のクッションフロアとクロスを貼ったので多少は明るくなりました。
最後に新しいトイレと洗面化粧台を取り付けて工事終了です。タイルの目地に汚れが付き、暗いイメージだったトイレが、明るく清潔なサニタリールームに変身しました。
イトウ住建では解体工事を含むトイレ工事も何件も行っています。トイレでお困りの方、お悩み事がある方、一度イトウ住建までお問い合わせください。お問い合わせは下の画像をクリック！フォームからメールもしくはラインでお気軽にどうぞ。
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