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安曇野市でトイレの交換工事を行いました。1階トイレ、2階トイレ両方の交換工事です。約25年使いだいぶ古かったこと、2階トイレで漏水が見られたことで今回の工事となりました。
工事の様子です。まず既存のトイレを撤去します。外にある止水栓で水を止めてタンク内と便器内の水を抜き、便座、タンク、便器と撤去していきます。便器は陶器製なので重く特に2階から降ろすのは一苦労!腰を傷めないように慎重に降ろしていきます。
便器を撤去するとこのように排水口が出てきます。この排水位置が重要で、今では奥の壁から20cmのところに排水口のセンター(排水芯)があるというのが標準で、どのメーカーも標準は排水芯20cmとなっていますが、昔はこの基準がなく何種類も排水芯の位置がありました。これを今の基準の20cmに合わせるためにリモデルフランジという部品を取り付ける必要があります。今回のお宅の排水芯も現在の基準外だったのでリモデルフランジが必要でした。
新しいトイレに付属している型紙で便器絵を固定する金具の位置を決めます。型紙を奥の壁にぴったりと付けて手前中央に1か所、奥両サイドに2カ所固定用の金具を取り付けます。
こちらがリモデルフランジです。フランジとは排水管と便器を接続する部材です。基準の20cmに排水芯がある場合でも標準フランジがあるのですが、標準よりも長いのがリモデルフランジです。リモデルフランジを取り付けた後漏水しないか水を流して試験します。問題なく取り付けられました。
新しい便器の取り付けです。今回採用したトイレはTOTOのGG1ヒーター方式寒冷地仕様です。長野県なので寒冷地仕様は必須です。寒冷地仕様には便器内の水が常に動く対流方式とヒーターで温めるヒーター方式があります。ヒーター方式のほうが若干お高めになっています。いずれも冬季間の便器内の凍結を防ぐ仕組みです。今回はヒーター方式を選択されました。使いやすい位置にリモコンを取り付けて作業終了です。同様の工事を1回、2階と2か所行いました。
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