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今回お取替えで選択されたのは、
パナソニック製品の食洗器で深型タイプでした。
お客様が最も重要視されていたのは、『容量の多い』機種であること。
この点において2種類のタイプを比較してみますと、
より多くの容量を入れられるのはフロントオープンタイプとなります。
想定されている仕様人数が多いため内容積が多いのです。
またこのタイプは、正面が倒れこむように開閉し、
上側だけでなくても左右からでも自由に食器を入れられるため、
食器と食器の隙間などにも後から洗い物を差し込みやすいことも
理由の1つに挙げられるかもしれません。
対してスライドオープンタイプ（現在は”プルオープン”と呼称）は、
引き出しタイプともいわれるように、上以外の部分はしっかりとした壁があります。
この壁のおかげで食器のセット中に床に食器が落ちるなどといったことは
起こりませんが、食器を納める順番を考える必要があるなど自由では比較的少ないのです。
この容積の違い以外にも、
開閉の違いによる身体への影響も選択する際の考慮に入れた方が良いでしょう。
フロントオープンタイプは倒れこむ様に開閉する仕様のため、
身体を折り曲げる必要があります。
また食器の出し入れにも腰をかがめる必要があり、
ご使用者の中には腰を痛められた方もいらっしゃるようです。
対してプルオープンタイプは、上から順に出し入れする形の為、
食器の設置は楽でしょう。
ご年齢や体の調子、持病を考えられたらプルオープンタイプの方が良いでしょう。
| プルオープンタイプ |
フロントオープンタイプ |
| 食器の出し入れが楽 |
食器の出し入れで体を屈める必要あり |
| 内容積が比較的少ない |
内容積が多い |
| 食器を下から順に考えて入れる必要あり |
多方面から自由に食器を入れられる |
| 節水性が高い |
内容積に見合った水量を使う |
| 下部に収納を設置することが可能 |
下部に収納を設置できない |
| 比較的リーズナブル |
比較的価格が高め |
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