APW331の様な高性能樹脂窓は、
ガラスのみの交換はできません。
つまり、そのガラスを納めているサッシ枠毎でなければ、
交換出来ないのです。
これは、製品のより確かな断熱性能を確かなものとするためです。
一般的なガラス交換ですと、
採寸されたガラス窓を現場まで配送し、
その現場で既存窓サッシに新しいガラスをはめ込みます。
しかしこの場合ですと、
ガラスとサッシ枠との間に
完璧な密閉性が生み出される分けではありません。
その為、APW331の様な、
より上位の断熱性を製品の基準としているガラス窓は、
工場でしっかりと仕上げられた状態でなければ、販売出来ないのです。
これはYKKのこだわりですが、
それだけ断熱性にかける思いが伝わります。
APW331の窓には製品番号と製造番号が記載されていますので、
それをメーカーに提示すれば、
どのお宅でどの様な性能の製品を製造し取り付けたかが、
データとして残っています。
このデータを基に、同じ規格・性能で新たに窓ガラスを作成し、
お客様に変わらぬ暖かな空間をご用意しております。
実際の施工の際は、
既に採寸して作成された窓ガラスを配送し取り付ける事がメインとなるため、
多くの時間はとりません。
窓サッシを入替、窓ガラスの高さを調整し窓枠との締りを確認し、
クレセント(窓の鍵)のスムーズさを調整しましたら、
交換終了です。
|