先進的窓リノベ事業2024は昨年度と比較して補助額が減額したけれど、

施工費の半分は出るのか、それは…

施工費の半分近くを充当可能です。

もちろん、窓の状況や設置する窓製品、オプション次第によっては施工費と補助額の

バランス比率は異なってきます。　しかし、そうした開口部に手を入れる必要があるなどの

追加施工がない限り、施工費の半分近くの補助金を充当することが可能です。

注意が必要な開口部としては

上記の様な開口部が例に挙げられます。

内窓を設置するだけのスペースがなかったり、設置スペースが平坦でなければ、

それらを補強してあげたり不陸調整（平坦に均す）する施工が必要になりますため、

その分施工費は上がってしまいます。

また、先進的窓リノベ事業で規定されている『大サイズ』は2.8㎡以上の窓を差しますが、

4枚建引違いの掃出し窓の場合、確実に2.8㎡以上ありますが、更に大きく4㎡以上ある場合も

珍しくありません。　そうした場合、窓㎡が大きくなるにつれ施工費も高くなるのに対して、

『大サイズ』に対して出される補助額は一定であるため、施工費と補助額の比率は

大きく異なってきてしまうのです。

補助額の割合が『全体施工費の40％』、『全体施工費の30％』といった具合に

小さくなってきてしまうのは、上記の様な窓が含まれていることが多いです。

そうした窓がなければ、先進的窓リノベ事業2024で施工費の50％近くを、

さらには、松本市在住の方であれば松本市リフォーム補助金を併用して、

全体の60％近くを補助金で賄うことが可能になってまいります。

国の補助金”給湯省エネ事業”は、昨年度に『施工費の約50％』分補助金が充当される

という売り文句で始まりました。　しかし、昨年度の事業よりも内窓の補助額が減額された

ために、多くの方はもう施工費の半額をまかなうことは難しいと考えられています。

これは確かに減額になった分、昨年と同等金額の補助がでないことは真実です。

しかし、その点を考慮しても十分にあまりある補助額が用意されています。

内窓設置をあきらめてしまわれた方もいらっしゃるかもしれませんが、

内窓施工にご興味のある方は、お気軽にわたくしどもイトウ住建にご相談くださいませ。

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【施工場所周辺の確認と整理】

施工を始める前に、周辺状況を確認いたします。　開口部周辺に調度品などを置かれている

場合は、可能ならご移動いただくようお願い申し上げます。　何事にも代えがたい思い出の

品などに、万が一にでも接触して破損してしまうことがありませんように、十分に注意して

施工を進めさせていただきます。　開口部近辺に、お一人では移動しにくい棚やタンスが

設置されている場合は、宜しければ私共で移動をお手伝いさせていただきますため、

無理せずご相談くださいませ。

【内窓のレール枠の設置】

周囲の安全確認が出来たら、早速内窓設置の開始です。

内窓を取り付けるには、そのサッシが可動するためのレール枠の取り付けから行います。

このレール枠の取り付けには70mmの平坦な幅が必要となります。　この幅があるなら、

何事もなく取り付けられるのですが、もし70mmの幅がない場合 若しくは 平坦でない場合は

それを解消するための施工が必要となります。　幅が足りない場合はアルミ製か木製の材料で

幅の延長を造作する必要があります。これをふかし枠と呼びます。　平坦でない場合は、

同じくアルミ製か木製の材料でその部分を覆う様な形などで、平坦な状態を作り出します。

他にもいくつか平坦な状態を作る方法はありますが、多くの場合は、少し開口部が狭まる

事が多いため、取り付けるサッシ枠の㎡も併せて縮小されます。　こうした場合に、

先進的窓リノベ事業で規定されている『大きさサイズ』が変動することもありますため、

注意が必要な部分です。

左右のレール枠を取り付けたら、上下レール枠を設置します。　この際、既設まどからの

幅が両端と中心でずれていないか、細かく確認をしながら取り付けます。

もし内窓のレール枠と既設窓との並行性がとれていなかったなら、サッシを動かした際に

重さを感じたり、サッシとレール枠との納まりに隙間ができてしまいますので、

念入りに確認が必要となります。

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【サッシの取付】

上下左右のレール枠を取り付けたら、実際に窓サッシを取り付けます。　この作業も

ただレール枠に乗せるだけではなく、サッシの『重さ』や『がたつき』といった違和感が

ないかを確認します。　何度も開け閉めを繰り返し違和感がないことを確認出来るまで

繰り返します。

【高さの調整、クレセントの調整、収まり具合の調整】

窓サッシの違和感がないことを確認出来たら、窓サッシの高さを調整します。

内窓サッシの上部には”赤いシール”が貼られています。　レール枠を水平に見た時に、

赤井シールがレール枠からはみ出していた場合、使用している際や地震の際にサッシが

外れてしまう危険性があることを示しています。　椅子など高さのあるものに乗り、

上部のレール枠を水平に見て、危険サインのシールが出ない様に高さを調整します。

高さを調整すると、レール枠との並行性も若干のズレが出てきますので、しっかりと

サッシがレール枠に納まるかを確認します。　また召合せ（引違い窓の中心部分）も

隙間なくしっかりと閉じられているかを確認します。　これらの部分に隙間ができるようで

あれば、改めて高さを調整し、赤いシールが出ない様に かつ 各所がしっかりと納まる様に

何度も調整を繰り返します。

上記の調整が出来たら、最後にクレセント（窓の鍵）の調整です。　高さや傾きを調整した

ことで、クレセントのかかり方にも影響がでます。　まったくクレセントがかからないほどに

ズレることもあります。　こうした状況を、ストレスがないように使える状況に調整します。

緩すぎず、すこしきつめに鍵がかかる様にすると、しっかりと閉じられている状態です。

【お客様へのお引渡し】

上記の調整を全て終えたら、実際にお客様にも開け閉めしていただき、ご使用者様の視点で

違和感がないかをご確認いただきます。　ご使用感とは、やはり主観によるものですので、

実際にお試しいただく必要がございます。　もしご要望があれば、可能な限り対応させて

いただきますので、ご遠慮なくご相談くださいませ。

▼下記施工窓抜粋

１．南掃出し窓　2枚引違い 。 □Before 。 。 。 ■After 。

１．南掃出し窓　2枚引違い 。 □Before 。 。 。 ■After 。

１．南掃出し窓　2枚引違い 。 □Before 。 。 。 ■After 。