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松本市で天井裏断熱とインナーサッシ取り付けの断熱工事を行いました。はじめは天井裏に小動物が入り込んで困っているというお問い合わせでしたが、ご主人が在宅介護が必要になったが、室内が寒いので困っているというお話があり、天井裏断熱とインナーサッシを取り付けることでの断熱をご提案し、工事をすることになりました。
まず天井裏断熱工事です。王子製袋株式会社のセルロースファイバーという商品を採用しました。新聞紙などの古紙を主原料として作られた木質系の断熱材です。様々な太さの繊維が絡み合っていてその絡み合いが空気層を作り、高い断熱性を確保しています。また、繊維1本1本にも小さな気泡があり、その気泡によって調湿効果にも優れています。他にも防音効果も併せ持つ自然由来の優れた断熱材です。
左が施工前、右が施工後の写真です。天井裏に厚さ20cmほどセルロースファイバーを吹き付けます。平屋のお家の天井裏全体にセルロースファイバーを吹き付けました。広さにすると130㎡を超える平米数になります」。幸い立って歩けるくらいの広さがあったので作業は順調に進みました。
続いてご主人の居室の窓に後付けのインナーサッシを取り付けます。室内と室外の温度の行き来は窓などの開口部が一番多いと言われています。窓の断熱対策は一番効果が高いと思います。
使用した窓はYKKAPのプラマードU、中でも断熱効果が高いLow-Eガラスにしました。Low-Eガラスとは特殊金属フィルムをコーティングしたガラスで、このLow-E幕が太陽の熱や室内の暖かい空気を反射させるため、夏の外気の暑さの侵入、冬の室内の暖かさの放出を反射させることによって、夏涼しく冬暖かいというガラスです。
これで冬の寒さに悩まれていたお施主様も安心しておられました。ついでに廊下やほかの居室の窓もインナーサッシを取り付けました。
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