工程は連続しない2日間に分かれます。
~1日目 2022/3/26 土曜日~
まずは、完全に交渉してしまった給湯器の取り外しからかかります。
不凍栓で給水を止め、
ブレーカーを止めて感電対策を行い、
給湯器の中に貯水されている水を抜いて軽くします。
施工はじめは3~4人人数がいますので、
上記の準備を行いつつ、並行して配管や配線の取り外しを行います。
全ての取り外しが終わり抜水も完了したら、
大人3~4人で給湯器を持ち上げて、取り除きます。
給湯器の重量は、注水時なら600kg近く、空の状態でも400kg近くありますので、
万が一にも倒れて家屋を傷つけないように、万全を期して運びます。
仮設ボイラーを用意します。
給湯器が設置してあった場所に置き、その近くに仮設の灯油缶も設置します。
通常の”給湯器お取替え施工”と同様に、
全ての配管と配線をつなぎなおします。
当然、操作リモコンも仮設ボイラー専用のものがありますので、
屋内にお邪魔して、交換させていただきます。
どなたかご在宅いただくよう、お願いいたします。
ボイラーとリモコンの取り付けが終わり、
灯油缶の準備もできたら、ボイラーの電源をOnにします。
エラーがないか、お湯をちゃんと作れるか、
しっかりと確認してからお客様に、操作方法のご説明をいたします。
~2日目 2022/4/8 金曜日~
ダイキンエコキュートのお取り寄せが、思ったより早く可能になりました。
早速、取り付けをしていきます!
工程自体は1日目とほぼ同様です。
給水の停止、ブレーカーを落とす作業を行います。
抜水に関しては、ボイラーに貯水タンクの設備はありませんので、
行いません。
ボイラーをどかして、
給湯器を乗せる土間の準備を行います。
給湯器に付属している”設置ガイド”を使用して、
給湯器をどの位置に、どの向きに設置するか細かく調整するのです。
場所と向きが決まれば、
コンクリート用の電動ドリルで、土間に穴を空けていきます。
この穴に”アンカーボルト”という、給湯器を土間に固定するための金具を設置します。
もし、”ご家庭の給湯器のアンカーボルトのナットが緩んでいる”
または、”アンカーボルトが見当たらない”
といった不備があるお客様がいればお気を付けください。
地震や台風のような天災があれば、給湯器が転倒してしまう危険性がございます!
5.新しい給湯器の設置 / 配管配線の接続 / リモコン設置 |
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土間の用意が整ったら、いよいよ新しい給湯器の設置です。
当然重量は400kg級です。
大人4人がかりで設置します。
うまく給湯器が座ったら(置けたら)、アンカーボルトでしっかりと固定して、
配管・配線の接続を開始します。
この際に注意するところは、
配管の接続を”水とお湯の配管と給水口をあべこべにしない”ことです。
もし、誤ってあべこべにしてしまっても壊れる分けではありませんし、
動作チェックの際に”エラー”として、不備が発見できますが…、
仮に長く”あべこべ”が発見されないことが起こってしまうと、
給湯器の寿命を短くすることには繋がってしまいます。
施工の際には、私共も最新の注意を払って接続しています。
外の配管が接続出来たら、
次は、屋内のリモコンを取り換えます。
これも仮設の際の手順と一緒です。
場所はお台所とお風呂場の2点。どなたかご在宅いただけるようお願いいたします。
配管の接続、リモコンの設置整えば、給湯器への注水開始です。
満水になったら、台所のリモコンから試運転開始!
試運転時に、各配管から水漏れがないか接続部をよくチェックします。
問題がなければ、配管の保護を行います。
この保護とは、保温材と紫外線からの影響を防ぐ保護材です。
しっかりと配管に巻きつけるころには、試運転も終了しています。
しっかりと水がはれたか、リモコンに問題はないか、
その他にエラーは起こっていないか、
厳しい目線で動作チェックを行い、問題がなければお客様へのご説明です。
このご説明の際に、
湯温や湯量の設定をお客様の好みに合わせるよう設定しますので、
どうぞお気軽にお申し付けください。
これで、施工完了 & お引渡しとなりました!
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