朝8:30
エコキュート施工を開始します。
まず初めに安全確認と施工現場の確認から始めます。
感電対策としてエコキュートに繋がるブレーカーを落とします。
また、施工中は水を止める必要がありますので、エコキュートに繋がる給水を止めます。
さらに浴槽の中に水が溜まっていないかどうかを確認致します。
エコキュート撤去の準備ができたら、貯湯タンク内の水を全て抜水します。
この抜水作業には30分ほどかかりますので、並行して各配管や配線を外していきます。
この配管や配線は新しいエコキュートに接続する際に再利用しますので、
傷つけない様に最新の注意を払います。
また併せて、傷がすでにないか確認しながら取り外します。
貯湯タンクの水が全て抜けたら運び出しの準備です。
タンクに水が入った状態ですと、成人男性が5人いても持ち上がりません。
抜水してタンク内の水を空にした状態でも
370 Lの貯湯タンクであれば最低でも大人2名、
460 L であれば大人3名~4名はいないと、撤去は困難です。
家の壁などにぶつからない様に、
全体に注意を払いながら慎重に運び出します。
2.新規給湯器の設置 ~土間の整理、運び入れ、配管接続~ |
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既設貯湯タンクとヒートポンプの運び出しが済んだら、
それらが設置されていた場所の整理です。
設置されていた土間の上に累積している枯葉や土をきれいに取り除きます。
これらは施工の際の障害ともなりますし、
お客様も中々綺麗にしにくい場所だと思いますので、
この取替の機会に綺麗にいたしましょう。
土間の整理が出来たら、
付属の設置ガイドを使用して、 取り付け準備を進めます。
各ご家庭の配管の立ち上がりや設置向きなどを、
職人複数人で練り、お客様に気持ちよく使用していただけるように仕上げます。
設置の方向性が決まったら、
土間にエコキュート固定のためのアンカーボルトを設置します。
アンカーボルトを新設したら、新しいエコキュートの搬入です。
運び入れが出来たら、地面との並行性をとり、
しっかりと貯湯タンクと土間を固定して運び入れの完成です。
搬入が終われば新しいエコキュートに配管や配線を接続していきます。
この差異配管の取付口の位置や高さがこれまでの製品とは異なっておりますので、
フレキ管というアルミ素材の自由に曲げられる配管を使用して、
長さが足りない部分などは増設して接続します。
配管の取り付けと並行して、
邸内にお邪魔しまして、リモコン 2箇所の交換を行います。
リモコンも長年同じ場所に設置されていましたので、
その接地部分には汚れが溜まっていることが多いです。
こうした汚れも、リモコン交換の際に可能な限り拭き上げます。
綺麗になった壁にリモコンを取付、
お風呂場のリモコンには更に周囲にコーキングを張って防水を行います。
全ての配管・配線、そしてリモコンが設置できたら、
タンクに注水し、試運転を行います。
試運転 が始まったら、 各配管の接続部をよく観察いたします。
これは、各配管接続部からの漏水がないかを確認する作業です。
滲むような微量な漏水もないことが確認されたら、
各配管に防寒材や対光材などの防護材を巻きつけます。
これらをしっかりと巻きつける頃には、試運転が終了しております。
浴槽に向かい、設定通りのお湯張りができているかを確認を行います。
リモコンにもエラーが表示されていないことを確認できたら、
普段使用されている湯量や湯音に設定変更させていただきまして、施工完了です。
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