窓の入れ替え
遮熱シートを入れ、断熱性の高いバスパネルになっても、窓の断熱性を上げなければその効果は半減してしまいます。
既存のサッシは単板ガラスのアルミサッシだったので断熱性はほぼゼロです。
窓の入れ替えも行い断熱性の高い窓にしました。
窓枠は樹脂製です。樹脂製の枠は熱伝導が低いので外気の影響を受けにくいです。ガラスはアルゴンガス入りのLow-Eガラスです。
アルゴンガスとは空気中に約1%含まれている機体で、酸素よりも熱伝導率が低いため熱を伝えにくい気体です。また、空気よりも比重が重いため対流しにくく断熱効果を高めます。
Low-EとはLow Emissivity の略で日本語では低放射と訳すことができます。ガラス面を薄い特殊金属膜でコーティングしたガラスで、一般的なガラスの放射率0.85に対して、Low-Eガラスは金属膜の効果で0.1以下になるといわれています。放射率が低いと熱を通さないため、断熱効果が高いガラスと言えます。