イトウ住建のエコキュート施工実績
長野県岡谷市エコキュート交換:ダイキン370L寒冷地仕様:施工費込み507,000円
before
after
- 工事のきっかけ
- たまに止まるようになったため交換となりました
- 施工内容
- エコキュート交換工事
- 施工期間
- 1日
- 保証年数
- 10年
- 使用材料
- エコキュート
ダイキン370L
EQ37WHFV
寒冷地仕様 - 工事費用
- 507,000円
長野県岡谷市で行ったエコキュート交換工事の様子をご紹介します。
エコキュートは貯湯タンクとヒートポンプのセットで構成されている給湯器で、空気中の熱をヒートポンプっで取り込んでお湯を沸かし、そのお湯を貯湯タンクに貯めて必要時応じて浴室やキッチンにお湯を送る給湯機です。ガスや石油給湯器のように燃焼熱でお湯を沸かすのではなく、電気を使って空気中の熱を利用するのでCO2の排出が少なく環境にやさしい、また、比較的安い深夜電力や太陽光パネルで発電した電力を使うので経済的でお財布にも優しい給湯器です。
お客様は当初エコキュートから初期費用の関係で石油給湯器への切り替えを検討されていました。確かにエコキュートのほうが標準工事費込みで20万円くらい高いのですが、エコキュートから石油ボイラーへの切り替えは灯油タンクを付けなければならず、タンクからの配管も必要です。給湯管も交換しなければならないなど配管工事費がかかってしまいます。標準工事と配管の追加工事で費用は同じくらいになるか石油給湯器のほうがやや高くなるかもしれません。ランニングコストもかかるのでエコキュートから石油給湯器への切り替えはあまりお得感がありません。
ということでエコキュートからエコキュートへの交換工事となりました
エコキュートのメリット
1.省エネルギー性: エコキュートは電気を利用してお湯を沸かすため、従来のガス給湯器などと比較して省エネルギーです。
2.環境にやさしい: 再生可能エネルギーである電気を利用するため、環境に配慮した給湯システムです。
3.安全性: エコキュートは燃焼を伴わないため、火災や一酸化炭素中毒のリスクが低いです。
4.設置の柔軟性: エコキュートはガスラインや煙突などの設置が不要で、設置スペースに制約が少ないため、設置が比較的容易です。
デメリット:
1.初期費用の高さ: エコキュートの購入・設置には比較的高い初期費用がかかります。従来のガス給湯器に比べて設備費用が高くなることがあります。
2.電気料金の増加: エコキュートは電気を利用するため、電気料金が増加する可能性があります。特に電力料金が高い地域ではランニングコストが高くなることがあります。
3.寒冷地での効率低下: 一部のエコキュートは寒冷地では性能が低下することがあります。特に北国などの寒冷地域では、凍結防止機能が必要であったり、効率的な運転が難しい場合があります。イトウ住建では寒冷地仕様をおすすめしているので安心です。
4.メンテナンスの必要性: 定期的なメンテナンスやフィルターの交換などが必要であり、維持管理が必要です。
工事の様子です。まずは既存エコキュートを撤去していきます。
貯湯タンクは本体だけの重量がおよそ50㎏ここにお湯が入ると370Lのタンクで400㎏超、460Lの容量で500㎏超の重量になります。工事当日にタンク内にお湯が残っているとこのお湯を排出してタンクを空にするところから始めなければなりません。最大で1時間くらいかかってしまいます。工事をスムーズに進めるために、前日の夜お風呂や洗い物が終わってお湯を使わなくなったら夜のうちにタンク内のお湯を排出しておいていただきたいと思います。ご協力お願いいたします。
撤去したエコキュートは新しいエコキュートを運んできたトラックにそのまま積み替えて廃棄業者に持ち込んで処分いたしますのでご安心ください。
貯湯タンクは前述の通り最大で500㎏を超える重量になります。そのまま地面に置くと沈んでしまい転倒などの事故につながります。そのため、地上10㎝以上、地下30㎝以上のコンクリート土間が必要です。今回は交換工事だったのですでにあったコンクリート土間をそのまま使いましたが、新築の場合や石油やガスの給湯器からエコキュートへ変更する場合はおそらくコンクリート土間がないので、新規で土間を打つ必要があります。弊社で行うことができますのでご相談ください。
タンクはコンクリート土間にアンカーで固定します。アンカーの予備穴を土間に開けるのですが適当に開けるわけにはいきません。貯湯タンクを梱包している段ボールが型紙も兼ねていますので、型紙に合わせて予備穴をあけます。
アンカーの穴に合わせて貯湯タンクを据えて、アンカーで固定します。
ヒートポンプはエアコンの室外機と同じくらいのサイズ、重量です。したがってコンクリート土間は必要ありません。エアコンの室外機の湯に架台があればそこに設置します。
貯湯タンク、ヒートポンプを設置したら、給水、給湯、追い炊き配管などのお風呂配管、ヒートポンプと貯湯タンクをつなぐヒートポンプ配管つなぎ込みを行います。
一旦外の工事を終わらせて室内のメインリモコンと浴室リモコンの交換を行います。メインリモコンはキッチンもしくは脱衣所場合によっては廊下などにあるためそのまま取り付ければいいのですが、浴室リモコンはリモコンの裏に水が入らないように周りを故キングを打って防水します。
試運転をしてお湯が沸き、貯湯タンクに貯まり、そこから給湯されることを確認します。
試運転をして問題がなければ、外の配管の保温をして工事終了です。
たまに春暖かくなってきたら凍結防止帯のコンセントを抜いてしまう方がいらっしゃいます。忘れずに寒くなったらまたコンセントを入れていただければいいのですが、忘れてそのまま冬を迎え凍結させて配管の破裂というトラブルが毎年必ず何件かあります。場合によっては給湯機を交換しなければならないということもあり得るので、凍結防止帯のコンセントは抜かうにそのままにしておいてください。温度センサーで凍結防止帯の電源が入る仕組みになっているので、暖かいうちは電気代はほとんどかかりません。ご注意ください。
試運転をし、沸湯、貯湯、給湯が確認できて問題がなければ工事終了です。
給湯器類はある日突然壊れて動かなくなるということも珍しくはありません。弊社はエコキュートの在庫を持っているので急な故障にも即対応可能です。補助金の申請もお手伝いしますので、調子が悪い、そろそろ交換時期、そんなお客様は寒くなる前に一度ご相談ください。冬場は工事が混みあいますのでお早めに!お問い合わせは下の画像をクリック!ラインもしくはメールでお気軽にどうぞ
岡谷市で行ったエコキュート交換工事の施工事例