耐震補強
各市町村で無料の耐震診断が受けられます。
対象となる住宅
昭和56年5月31日以前に着工した住宅(築30年以上)で 以下の条件であること
- 木造在来工法
- 1戸建住宅 (店舗併用住宅も含みます)
※ 軽量鉄骨造、2×4工法等は診断できません。
表1
総 合 評 点 | 判 定 |
---|---|
1.5 以上 | 安全と思われます |
1.0 以上 〜 1.5 未満 | 一応安全と思われます |
0.7 以上 〜 1.0 未満 | やや危険です |
0.7 未満 | 倒壊又は大破壊の危険があります |
耐震診断 -> 耐震補強工事 -> 補助金交付までの流れを紹介します
※イトウ住建で施工する場合
1.で診断した結果が 0.7未満の場合 ※ 表1参照
補助金対象工事となります
1.で診断した診断結果用紙を
イトウ住建 2級建築事務所に提出して下さい
この先はすべてイトウ住建で対応します
イトウ住建で耐震補強工事
【仮見積り】を出します
※市町村の診断書にも概算金額が表示されていますが、割高になっている場合が
多いので、再度イトウ住建で仮見積りを
させていただきます
4.の予算でOKであれば
再度細かな最終精密診断をし、
正確な【見積り】を出します ※有料
※市町村の診断は簡易的なものが多いため、イトウ住建にて最終精密診断を行います
6.の最終検査診断書と
見積書を市町村へ提出します
(お施主様には提出書類の記入等を
お願いすることになります)
7.を提出した市町村から補助金の
OKが出たらご契約
着工 → 完工
お支払いは全額をイトウ住建に
お支払いいただきます
その領収証と所定書類を市町村に提出すると
お施主様の口座に補助金が
市町村より振り込まれます
耐震補強には、壁を強化する方法と屋根を軽くする方法があります
外壁の耐震工事の流れ
今回は一番よくあるパターンを紹介します
外壁からの施工例
筋交い
柱
筋交いを入れ、壁を補強して
耐震性能UPさせます
既存の外壁です
壁の中には筋交いが1本あります
筋交いを2本にすることで耐震性をUP
筋交いの接合部へ長野県にて指定されている金具を取付
さらに、強度UPの為に構造用合板(12ミリ厚の板)を貼ります
外壁を新しくして終了
内側からも壁を補強し、耐震性能をUPさせます
既存の内壁
長野県指定の補強壁を取付
クロスを張り終了
壁面積を大きくし、耐震性能UPさせます
現在 | 耐震補強後 | |
評点 | 平家: 0.72階建: 0.3 | 平家: 1.22階建: 0.7 |
壁の量 | 少ない | 普通 |
この黒い太線は耐力壁
耐力壁を増やすことで評点が上がります
評点が 0.7点以上になるように壁面積を増やすと補助金がでます
サッシの多いお宅はサッシを取り除き、壁を作成し、耐震性能をUPさせます
サッシを撤去して筋交いを入れます
合板を取り付けます
外壁を仕上げて終了
富士見町 O様にご協力をいただき掲載させていただきました。有り難うございました
O様 工事詳細 評点 0.35 から 0.77 へUP
補強壁 | 約10ヶ所 |
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補強基礎 | 4ヶ所 |
上記工事予算 | 150万円 |
補助金 | 60万円(お施主様実質負担90万円) |
工期 | 1カ月 |
※今回、O様は耐震補強工事と併せて玄関ドア、外壁等、総合リフォームを行いました。
壁以外にも耐震性能UPには次のような工事があります
- 基礎の補強
- 2Fをなくして平屋へ
- 瓦屋根を鋼板屋根へ
そのお宅にあった方法で耐震性能UPを行います
市町村に耐震診断の依頼をする(お施主様)
市町村指定の診断が対応してくれます
簡易診断、精密診断の2段階あります ※無料