長野県岡谷市でシャッターの塗装工事を施工させて頂きました。
シャッターは屋根や外壁と同じ様に塗装する事で錆などから守ることができます。しかしシャッターは開け閉めする事で塗装が剝がれてしまう箇所でもあります。塗装するには、円滑油などの油汚れや錆などチョーキング汚れを落とし密着力を上げるため、全体をサンドペーパーで表面を荒らし、高付着性の錆止め塗装を施します。上塗りの塗料の選定のポイントは塗膜が傷のつきにくい物が良いので、AGCコーテックルミステージ弱溶剤GTを塗装しました。この材料はフッ素樹脂塗料でフッ素樹脂の特徴として挙げられているのが、高い耐候性、滑り性 、非粘着性、があります。滑り性の特徴を生かしてシャッターの開閉時の摩擦を低減させる事が期待できるのではないかと選びました。それと塗料には1液型の塗料と2液型塗料に分類されます。違いは、弱溶剤1液型塗料は材料+シンナーでそのまま使う事ができる比較的取り扱いやすい塗料で2液型塗料に比べて塗膜が弱くなります。弱溶剤2液型塗料の特徴は主剤+硬化剤+シンナーで主剤と硬化剤を決められた量を混ぜ合わせる必要があります。混ぜ合わせた材料はその日のうちに使い切らなければなりません、次の日には寒天のように固まってしまうからです。1液型塗料に比べて塗膜が固く強靭なのが特徴で紫外線や雨風への耐候性が高く密着力も良いので様々な下地にも塗装する事ができるのが特徴としてあります。今回塗装したAGCコーテックルミステージ弱溶剤GTも2液型塗料で塗膜が固く強靭な材料です、屋根のような過酷な環境下でも使用することができ色褪せや防水性も20年と長いです。下塗り塗装で使われる錆止めなども2液型塗料の方が密着力や防錆力も1液型の塗料よりも遥かに良く施工後の不具合が発生する事がほとんどないので、下地材から2液型塗料で施工する事がオススメです。