工事の概要　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

塩尻市で行ったユニットバス交換工事の様子をご紹介します。既存ユニットバスから新しいユニットバスへの交換です。新しく入れるユニットバスはTOTOのサザナです。汚れが付きにくく畳のような踏み心地で暖かい楽々ほっからり床、十分な断熱材が入ったバスパネルが特徴のユニットバスです。今までもユニットバスでしたが昔のユニットバスは断熱材が薄く、十分な暖かさは確保できませんでした。今のユニットバスはしっかり断熱材が入っているので暖かいのですが、弊社はオリジナルの遮熱工法でさらに浴室の暖かさを逃がさない工事をします。また、浴室換気暖房乾燥機を新たに取り付けたり、脱衣所に暖房機を付けたりと暖かさを重視した工事でした

既存ユニットバス解体　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

工事の様子です。まずは既存のユニットバスを解体していきます。ユニットバスの解体なのでよくあるタイルのお風呂の解体よりは楽に解体できるのですが、1坪しかないスペースでの作業でしかも暑い時期の工事なので、それなりにしんどい作業です。解体したユニットバスは弊社が廃棄業差に持ち込んで適切に処分します。

オリジナル遮熱工法　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

次に弊社オリジナル工法の遮熱シートの敷設です。

TOTOのユニットバスの断熱性は十分なものです。バスパネルに断熱材が入っていますし、躯体の壁にも断熱材を入れます。長野県のような寒冷地での工事なので、ここにさらに遮熱シートを入れて温かさを逃がさないユニットバスにします。

遮熱シートはサーモバリアという商品で、梱包材のエアキャップ（プチプチ）に似たシートを純度９９.９％のアルミシートで挟んだもので、熱を反射させることで、浴室の壁に使う場合は暖かさが外に逃げるのを防いでくれます。逆に屋根や外壁に使うと夏の暑さを反射してくれます。

熱の伝わり方には直接触って伝わる熱【伝導熱　カイロなど】空気で伝わる熱【対流熱　エアコンなど】赤外線で伝わる熱【輻射熱　太陽・ストーブなど】の３つがあります。断熱材は伝導熱と対流熱には効果がありますが輻射熱は止まりません。サーモバリアは輻射熱に効果があります。ちなみに建物内の熱移動のうち伝導熱と対流熱は25％、輻射熱は75％あります。割合が一番大きい輻射熱に効果があるのがサーモバリアです。このサーモバリアを床と壁に貼ることでさらに暖かい浴室になります。

ユニットバス組み立て　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

解体、遮熱シートの敷設が終わると、いったん弊社職人は現場を離れます。ユニットバスの組み立てはメーカー、今回はTOTOの講習を受けて認定された業者が行います。ユニットバス組み立ては失敗やミスをするとやり直しがききません。そのためTOTOのユニットバスを熟知した専門の業者が行います。これは他のメーカーのユニットバスも同様です。ただ、あくまでも組み立てだけの作業で、給水、給湯、排水の配管工事、電気関係の配線工事は弊社職人が行います。

入口ドアは内開き折れ戸にしました。今内開き折れ戸が主流です。折れ戸のほうがよく室内を広く使えます。入口上には脱衣所暖房機を取り付けました。当然服を脱いでお風呂に入るのですがリビングや寝室など暖かい部屋から寒い脱衣所に移って服を脱ぐと心臓に負担がかかってヒートショックを起こす恐れがあります。換気暖房乾燥機で浴室を温めておいて、さらに脱衣所も暖かくしておけばその危険も減少します。今回は温かさを重視したユニットバス交換工事でした。お施主様も快適にお風呂を使っていただけると思います。

工事終了です　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

お掃除をして試運転をし、問題がなければ工事終了です。バスオアネルの色柄は豊富にあります。TOTOのショールームへ行って現物のカットサンプルの中からお好みのものを選んでいただきます。弊社担当も同行しますのでお気軽にお申し付けください。

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