施行を始める前に、
お客様にしないで欲しいこと、していただきたいこと、のご紹介です。
●給湯器横のコンセントは抜かないで
給湯器が壊れ稼働しなくなったお客様の中には、
給湯器に繋がるコンセントを抜いてしまう方がいます。
いろいろ考えられて抜かれていると思うのですが、
このコンセントは”凍結防止帯”といい、配管の凍結を防いでいます。
「もう稼働していないのだから関係ないのでは?」
というご意見の方もいらっしゃると思いますが、特に零下を下回る冬季に於いては
大きく施工に影響します。
施行の工程上、最初に給湯器の中の水を抜く”ドレン”作業から行います。
しかし、コンセントが抜け、配管が凍ってしまうとこの水抜きが出来ません。
すると、給湯器が重量は600kg近くにもなり、
大人4人でもなかなか持ち上げられません。
無理に持ち上げて家屋にぶつかっても大変ですし、いつまでも施工が始められません。
ひどいと、その日の施工が出来ず日を改める
なんてことにもなりかねません。
このため、特に冬場にコンセントを抜くことはご遠慮ください。
●お風呂に貯めている水は抜いてください
これは施工日当日の朝で結構です。
お風呂の水が貯まっていると、上記でご説明した”ドレン”作業が遅れてしまいます。
特に冬場は、配管が凍らない様に
お風呂にお水を貯められているご家庭が多いと思います。
しかし、お風呂に水があると、施工が出来ません。
水抜きが遅れることで日を改めるということはありませんが、
その日の施工時間が長くなり、
その分お客様にもご迷惑をおかけしてしまいます。
施工日当日にもお声がけは致しますので、ご安心ください。
●ブレーカーを落としてください
これは施工日当日の”施工直前”で結構です。
施行中に感電を防ぐための処置になります。
ブレーカーを落とすといっても、
ご家庭のすべての電気が使えなくなるわけではありません。
給湯器のブレーカーだけ落としますので、
他の電化製品は通常通り使用可能です。
”給湯器”と項目のあるものが目印ですね。
●車3~4台ほどで参ります
特に現在covid-19”コロナウィルス”対策として、
車の乗り合わせを控えております。
当日複数台の車が参りますので、ご承知お願いいたします。
1.最初に”ドレン”作業、水を抜いて、給湯器の重量を軽くします。抜け切るまで大体40分。
2.ドレン作業と並行して、配管や配線を外します。この際に”凍結防止帯”を傷つけない様に注意します。
3.水が抜けたら、古い給湯器を撤去します。
4.土間を整理します。
5.新しい給湯器を運びます。
6.配管・配線を再接続します。長さが不足するところは増設です。
7.リモコンを設置します。お風呂場とお勝手にお邪魔します。
8.注水と試運転を行います。
9.水漏れなどのチェックを行い、配管の保護を行います。
10.試運転が終了したら、動作チェックです。
11.湯量や湯温の設定をお客様のご要望に合わせて行います。
12.お客様へのご説明をして終了です。
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