1.既存給湯器の取り外し ~ドレン作業、配管・配線外し~ |
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まずは、古い給湯器の撤去からです。
給湯器に繋がれている水源と電源を、まずは止めます。
● 不凍栓 ➡ 水のSTOP! |
● ブレーカー ➡ 電気をSTOP! |
次に給湯器内に貯湯されている水を抜きます。(これをドレンと呼称します。)
この水抜きの間に、給湯器に接続されている各配管と配線を取ってしまいます。
水が全て抜けたら、
男性3名ほどで既存の給湯器を撤去いたしますが…
19年前のエコキュートとヒートポンプは、男性4名でも重すぎる重量でした。
2.新規給湯器の設置 ~土間の整理、運び入れ、配管接続~ |
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撤去した土台に新しい給湯器を設置します。
その為に必要なのは、給湯器に付属している設置ガイドを使用して、
給湯器と土間コンクリートをつなぎとめる”アンカーボルト”の設置です。
接続ガイドに沿って、給湯器の向きや配管の繋ぎ方を
職人同士で意見を出し合いながら、綿密に想定します。
新しい給湯器を設置したら、各配管の接続です。
給湯器が変わるので、たとえ同じメーカーのものであっても、接続口の位置や場所は
変わってきます。
この位置が変わるということは、既存の配管の長さが足りないということです。
そこで、フレキ配管という加工のしやすいアルミ配管を用いて増設します。
各配管の設置が終わりましたら、
リモコンの取付、そして試運転の開始です。
お勝手とお風呂場の2か所のリモコンを新しいものに設置しなおします。
お勝手のリモコンは、配線を壁の中に落とさないようにすること、
お風呂場のリモコンは、更に防水に注意して設置を行います。
ここまで出来たら、エコキュート本体に注水し、試運転の開始です。
試運転は約30分。
その間に、各配管の接続部から水漏れがないかを確認したのち、
「凍結」と「紫外線」からの配管の保護を行います。
試運転が終わり、作動に問題がないことを確認したら、
湯量や湯温の設置を、施主様にお話を伺いながら、普段お使いの設定にいたします。
その際、ご不明点などがありましたら、
お気軽にご質問ください。
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