安曇野市で行ったエコキュート交換工事の様子をご紹介します。

エコキュートとはヒートポンプと貯湯タンクで１セットの給湯ユニットです。空気中の熱をヒートポンプに取り込んでその熱でお湯を沸かし、沸かしたお湯を貯湯タンクにためて浴室やキッチンに給湯します。比較的安い深夜電力や太陽光パネルが乗っていればその発電した電力を使ってお湯を沸かせるので、石油やガスの燃焼系の給湯器と比較してCO2排出量が少なく、エネルギー費用も抑えられる環境にもお財布にも優しい給湯器です。

今回の工事は少し前の工事のご紹介ですが、１月末の寒波の影響で機械内部の配管が凍結して破裂していまい、修理が不可能になったので交換となりました。

エコキュートは前述の通り環境にやさしい給湯器なので買い替え、交換工事に各種補助金が出る場合があります。補助金の詳細は伺った担当者にお尋ねくださるか、下に詳細のリンクを貼っておくのでご覧ください。

補助金、助成金については上の画像か下記をクリックしてご覧ください。

補助金、助成金についてはコチラ＞＞＞

工事の様子です。

まずは古い貯湯タンク、ヒートポンプを撤去します。貯湯タンクは本体だけで６０㎏～７０㎏、満タンにお湯が入っていると４００㎏超～５００㎏超の重さになります。撤去の際にはお湯を抜いてカラにしなければなりませんが、工事を水抜きから始めるとそれだけで１時間近くかかります。効率的な工事をしたいので前日の夜お風呂や洗い物が終わりお湯を使うことがなくなったら、お湯を抜いておいていただき朝にはカラの状態にしていただけるとありがたいです。ご協力をお願いいたします。

撤去した古いエコキュートは新しいエコキュートを運んできたトラックにそのまま積んで廃棄業者まで運搬し処理しますのでご安心ください。

撤去するとコンクリート土間が出てきました。手前の少し小さいコンクリート土間がヒートポンプのコンクリート土間、奥の一回り大きいのが貯湯タンクのコンクリート土間です。貯湯タンクは最大で５００㎏を超える重量になります。地面に直接置くと重さで沈んで傾いたり転倒する恐れがあります。貯湯タンクのコンクリート土間は必ず必要です。交換工事の場合は既存のコンクリート土間を使うことが多いですが、タンクの容量を大きくする場合コンクリート土間が小さくて置けない場合があります。その場合は増し打ちでコンクリート土間を増設します。そのあたりの判断は下見の際に行い、必要ならば土間打ちも弊社で行えます。

今回は既存のコンクリート土間をそのまま使用しました。

エコキュートを設置する場所は多くの場合北側の目立たないところです。６０㎏～７０㎏の機械を狭い通路を通って運ぶことがほとんどです。エコキュート本体や外壁、フェンスなどを傷つけないように慎重に搬入します。

新しいエコキュートを設置します。

貯湯タンクはコンポしている段ボールが型紙も兼ねていて、型紙に合わせてコンクリート土間にドリルで穴をあけ、そこにアンカーボルトで固定します。ヒートポンプはエアコンの室外機のように架台を設けて設置します。それぞれを配管でつなぎ給水管給湯管をつなげば外の本体設置作業は終わりです。

撤去→搬出→搬入→取り付け、繋ぎこみ　ここまでで４時間～５時間の作業です。

外の工事が終わったら、室内のメインリモコン、浴室リモコンを交換して、試運転をします。問題なくお湯が沸き、タンクに貯まり、給湯できればすべての工事が終わります。リモコン取り付け→試運転で１時間くらいの作業、合計５時間から６時間の工事となります。

工事当日１日ご在宅いただければ一番いいのですが、それが難しければご円柱からお昼過ぎくらいは外工事なのでご不在でも工事できます。遅くも１４時くらいにはお帰りいただいて中の工事をさせていただければと思います。

今回の工事はエコキュートが壊れて完全に止まってからの工事でした。冬の寒い中数日お湯が使えずご不便だったかと思います。寒波の影響で壊れてしまったので予測できなかったかと思いますが、お湯があたたかくならないとか湯量が減った、リモコンにエラー表示が出たなど、異常を感じたら早めにお問い合わせください。早めの対応でお湯が使えないというロスを防ぐことができると思います。調査、点検、お見積もりは無料です。

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