イトウ住建のエコキュート施工実績

松本市島内|ボイラー→エコキュートへ交換|設置までに必要な工事の範囲

before

エコキュート 施工前(ボイラー)

after

エコキュート 完工 コロナ460L 寒冷地仕様 CHP-46AY5K-B
工事のきっかけ
【ランニングコストが気になって】
・まだ10年使用されたぐらいのボイラーでしたが、太陽光の連動を含めたランニングコストが気になり交換ご依頼
施工内容
・灯油ボイラーからエコキュートへの交換工事
施工期間
2日(連続しない)
使用材料
コロナ エコキュート460L
・寒冷地仕様
・CHP-46AY5K-B

工事費用
675,000円

ご依頼 概


 
「太陽光で発電した電力をうまく利用したかった」エコキュート

 

エコキュート 施工中 . エコキュート 施工中 . エコキュート 施工中
.... . .
. 本日は松本市島内

エコキュートの取り替え工事に伺いました。

 

今回の製品は、10年ほどご利用になった灯油ボイラーでした。 まだまだ故障もなく現役で

したが、このタイミングで太陽光の売電が終了したことで、余剰電力を上手に利用したい

エコキュートへの交換をご検討されました。

 

ボイラーからエコキュートへの交換は、それら本体同士の交換だけでは設置には不十分です。

その他の必要な工事を行わなければ、エコキュートの転倒に繋がったり、そもそも作動しな

かったりしてしまうのです。

 

これらの必要工事を事前に行い、全行程2日間に分けてエコキュートへの交換施工を実施

いたしました。

 

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挿絵、背景、エコキュート

ボイラーからエコキュートに交換するのに必要な他工事

 
ポンポンと撤去→新設とは中々できない

 

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それでは実際にどのような他工事が必要なのでしょうか、

それは…

 

土間や電気工事といったエコキュートに密接にかかわる工事です。

 

■土間

土間は、エコキュートの貯湯タンクをしっかりと支えるのに必ず必要な設備です。 通常、

ボイラーの様な比較的軽い製品は、家の基礎にボイラーを支える部材を取り付けることで

対応出来てしまいます。 それは、ボイラーの重量が40kg前後だから可能な対応方法です。

しかし、エコキュートの重量は、貯湯タンクが満水になれば500kg前後の重量となります。

それを基礎から飛び出し中空で支えるキャッチャーに乗せることは、不可能です。

この重量の製品をしっかりと固定するには、コンクリート土間のようなしっかりとした

場所に、アンカーボルトという土間とエコキュートを繋ぎとめる部材で固定する必要が

ございます。

 

また、今回のご依頼宅の様に、元々のボイラー設置場所が非常に狭い場合、エコキュートを

設置することができません。 ボイラーの奥行が300mmないのに対して、エコキュートは

(製品に寄りますが)おおよそ700×600ほどの大きさになります。 つまり家の裏手などに

エコキュートを設置すると道を塞いでしまうことがあったり、隣の敷地にはみ出してしまう

ために取付出来ないといったことが起こるのです。

 

■配管工事

今回の様なボイラーとエコキュートの設置場所が異なる場合に発生します。 給水管や

給湯配管、お風呂への循環配管などは、既設ボイラーの周囲に設置されているはずです。

この配管やボイラーを含めてお風呂場の近くに設置した方が効率的だからです。

しかし、エコキュートの設置位置を離れた所にしなければならない場合、これらの配管と

接続するために、延長造作してあげる必要があるのです。 今回は、おおよそ5m離れた場所へ

貯湯タンクを設置しましたので、同様に約5m分の配管延長造作を行いました。

 

■電気工事

一般ご家庭でボイラーを作動させるのに必要な電力は、おおよその場合100Vです。 しかし、

エコキュートに必要なのは200Vであるため、この配線を分電盤から引く必要があります

単純に引くといいましたが、それほど簡単な話ではありません。 分電盤から新しく配線を

引き、屋根裏を通して外壁を一部開口して、外まで引っ張りだすのです。 屋根裏に入りやすい

昔からの住宅であればまだ施工はしやすいですが、近年の高気密高断熱のご家庭ですと、

屋根裏に登ることすら難し始末です。 また、2階建てのご自宅ですと、1階と2階のその隙間に

入ることは、ほぼ出来ません。点検口を明けたそのすぐ上が、大体の場合2階の床になっており

這う隙間すらないためです。 長い引っかけ棒を駆使しながら、狭い隙間を縫って何とか

配線を外まで連れ出します。

 

 

上記の様な、工程が必要となり、これらがなければ正常にエコキュートを運用することが

できないため、ボイラーからエコキュートへの交換施工には、その他の工事が付加される

のです。

 

 

 



【エコキュート交換に関するお得な情報】

edebeb
【国】 給湯省エネ事業2024
・補助額=100,000円
・URL=https://kyutou-shoene2024.meti.go.jp/

 

edebeb
【県】 信州省エネ家電購入応援キャンペーン 第2段
・補助額=80,000円相当ポイント
・URL=https://jimukyoku.site/shinshu-shoene/

 

edebeb
【松本市】 松本市リフォーム補助金
・補助額=100,000円
・URL=https://www.city.matsumoto.nagano.jp/soshiki/85/4406.html

 

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最後に


 

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ボイラーからエコキュートに交換施工するには目に見える以上の施工が必要です。

 

全く異なる製品を導入するため、基本的な部分から手直しする必要がどうしてもあります。

中には、想定されていたご予算より大分多く感じられる方もいらっしゃるでしょう。

それは、別製品導入の為の初期費用です。 エコキュートに換えることで確かなランニング

コストの減少が見込めますので、ぜひぜひ交換をご検討ください。

ボイラーからエコキュートへの交換にご興味がある方は、お気軽にご相談くださいませ。

 

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挿絵、背景、エコキュート

■□施工内容のご紹介□■


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【土間の打設】

土間の打設から行います。 既設ボイラーと同じ個所にエコキュートを設置する場合は、

最初にボイラーを撤去することから始めなければなりませんが、今回は別の場所に設置する

ので、ボイラーは稼働させたままで問題ありません。

 

設置予定ヵ所の地面を掘り、ドレン配管などの位置を決めます。 配管の位置が決まったら

家の基礎に骨組み用の鉄芯を取り付けます。 コンクリートを成型するための型枠を設置し、

地面に砂利を敷き詰めます。 メッシュを鉄芯に固定し、骨組みをよりしっかりと組み上げ

たら、コンクリートを練り型枠の中に流し込みます。

コンクリートがしっかりと固まるまでに3日ほど時間を空ける必要がありますので、

その間コンクリートに異物が入らない様に養生します。

 


【ボイラーの撤去】

土間がしっかりと固まったら、ボイラーの撤去とエコキュートの設置を行います。

まず初めに事前チェックとして以下の要綱を確認します。

・感電しない様にエコキュートの電源(ブレーカー)を落とす

・エコキュートへの給水を止める

・お風呂のお湯が抜かれていることを確認する

 


 

【既設エコキュートの撤去】

事前チェックが出来たら、ボイラーの撤去を行います。 灯油の銅管はもう使用しないので、

灯油がながれてこないように処理します。

 


【エコキュートの設置】

打設した土間の上に、エコキュートの設置ガイドを添えて、設置位置を確認します。

設置位置が割り出せたらアンカーボルトを打ち込み、その上に新しいエコキュートを

かぶせるように据え置きます。 地面からの並行性をしっかりととってから、アンカー

ボルトを締めあげます。

 


【配管の増設】

ボイラーの付近に設置されていた給水/給湯配管と循環配管を延長造作して、エコキュート

まで敷きます。 その際に見た目が悪くならない様に、配管カバーを設置して、なるべく

家の基礎に沿うように配管を流します。

 


【主電源用配線の電気工事】

ブレーカーから200V用の配線を増設して、屋根裏を通して外壁まで引っ張ってきます。

蛇腹のCD管を通して、給水配管などと同じ場所を通して、エコキュートまで引いてきます。

 


【各配管の設置とリモコンの設置、貯湯タンクへの給水】

配管、配線がの用意が出来たら、それらを全てエコキュートに接続します。 またそれと

並行して屋内のリモコンを新しいものへと交換します。 配管/配線の接続、リモコンの設置

が出来たら、貯湯タンクへの給水を開始します。 タンクが満水になったら、試運転の

開始です。

 


【試運転と確認】

試運転を行うと各配管の内部に水が行きわたり、内部からの圧力がかかります。 この時に、

配管の締め上げが緩かったり裂傷があったりすると、その部分から水漏れが起こります。

この水漏れがないかを時間をかけてしっかりと確認し問題がなければ、各配管に

断熱材と対光材を巻き、脚カバーを設置してタンクの施工は完了です。

 


【試運転の確認とお引渡し】

試運転は約30分ほどで終了します。 試運転が終われば、実際にシステム通り動いたか

確認をします。 システム通りお湯が張れたか、他の水栓でもお湯が出るか、リモコンに

エラー表示がでていないか。。。

こうした確認で問題がなければ、使用方法をお客様にご説明差し上げまして、

お引渡しです。

 


 

 1.土間の打設
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エコキュート 施工中 土間打設 . エコキュート 施工中 土間打設 . エコキュート 施工中 土間打設

 


 

 2.既設ボイラーの撤去
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エコキュート 施工中 既設ボイラー撤去 . エコキュート 施工中 既設ボイラー撤去 . エコキュート 施工中 既設ボイラー撤去  

 

 


 

 3.エコキュートの新設と配管設置
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エコキュート 施工中 エコキュート新設と配管設置 . エコキュート 施工中 エコキュート新設と配管設置 . エコキュート 施工中 エコキュート新設と配管設置

 


 

 4.電気工事
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エコキュート 施工中 電気工事(分電盤) . エコキュート 施工中 電気工事(分電盤) . エコキュート 施工中 電気工事(分電盤)

 


 

 5.エコキュートの配管接続とリモコン設置
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エコキュート 施工中 配管接続 . エコキュート 施工中 リモコン . エコキュート 施工中 リモコン

 

 

 6.完成
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エコキュート 完工 コロナ460L 寒冷地仕様 CHP-46AY5K-B
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