イトウ住建のエコキュート施工実績
長野県松本市エコキュート:三菱SRT-HPTK37W3をダイキン370L寒冷地仕様に交換
before
after
- 工事のきっかけ
- エラーが出て湯温、湯量が不安定になったため
- 施工内容
- エコキュート交換工事
- 施工期間
- 1日
- 保証年数
- TOTOリモデルクラブ10年保証
- 使用材料
- エコキュート
ダイキンCHP-37AY5K
寒冷地仕様 - 工事費用
- 550,000円
工事の概要
長野県松本市で行ったエコキュート交換工事の様子をご紹介します。
エコキュートとは空気中の熱を取り込んでその熱でお湯を沸かすヒートポンプとそのお湯を貯めて浴室やキッチンに給湯する貯湯タンクから構成される給湯器です。石油やガスの給湯器は燃料を燃焼させてその熱でお湯を沸かすのに対して、エコキュートは電気を利用して空気中の熱を使うのでCO2の排出が少なく環境にやさしい給湯器です。貯湯タンクの容量は370Lもしくは460L、これはどのメーカーも共通です。
使用15年目のエコキュートでエラーがでて湯温や湯量が不安定になったため今回の交換工事となりました。使用から12、3年~15年くらいで故障が発生しやすくなります。ちょうどそのくらいで修理の部品もなくなり、修理が高額になるか修理不可能となります。今異常や不具合がなくても使用年数が経っていたら早めの交換をおすすめします。太陽くパネルが屋根に乗っていたので太陽光パネルと連動できる機種を選択しています。飯田市ということで遠方の工事となりましたが、お客様が工事業者を探していましたがなかなか見つからず、メーカーの代金に問い合わせたところ弊社に連絡が来てお請けすることになりました。
エコキュートのメリット
1.省エネルギー性: エコキュートは電気を利用してお湯を沸かすため、従来のガス給湯器などと比較して省エネルギーです。
2.環境にやさしい: 再生可能エネルギーである電気を利用するため、環境に配慮した給湯システムです。
3.安全性: エコキュートは燃焼を伴わないため、火災や一酸化炭素中毒のリスクが低いです。
4.設置の柔軟性: エコキュートはガスラインや煙突などの設置が不要で、設置スペースに制約が少ないため、設置が比較的容易です。
デメリット:
1.初期費用の高さ: エコキュートの購入・設置には比較的高い初期費用がかかります。従来のガス給湯器に比べて設備費用が高くなることがあります。
2.電気料金の増加: エコキュートは電気を利用するため、電気料金が増加する可能性があります。特に電力料金が高い地域ではランニングコストが高くなることがあります。
3.寒冷地での効率低下: 一部のエコキュートは寒冷地では性能が低下することがあります。特に北国などの寒冷地域では、凍結防止機能が必要であったり、効率的な運転が難しい場合があります。
4.メンテナンスの必要性: 定期的なメンテナンスやフィルターの交換などが必要であり、維持管理が必要です。
既存エコキュートの解体撤去
工事の様子です。まずは既存のエコキュートを撤去します。
貯湯タンクは本体だけの重量がおよそ50㎏ここにお湯が入ると370Lのタンクで400㎏超、460Lの容量で500㎏超の重量になります。工事当日にタンク内にお湯が残っているとこのお湯を排出してタンクを空にするところから始めなければなりません。最大で1時間くらいかかってしまいます。工事をスムーズに進めるために、前日の夜お風呂や洗い物が終わってお湯を使わなくなったら夜のうちにタンク内のお湯を排出しておいていただきたいと思います。ご協力お願いいたします。
解体撤去の手順
1.電源の切断: まず、エコキュートの電源を完全に切断します。電気配線やコンセントから電源を切ります
2.給水・給湯の切断: 次に、給水管と給湯管を適切に切断します。これにより、水の流れや漏れを止めることができます。
3.排水の処理: エコキュート内に水が残っている場合は水を排水します。排水ポンプやバルブを使用して水を排出し、エコキュート内部を空にします。
4.解体: エコキュート本体および関連部品を解体します。ボルトやナットを緩めて部品を取り外し、分解します。
5.搬出: 解体したエコキュート本体や部品を搬出します。
6.廃棄処理: 解体したエコキュート本体や部品は、適切な廃棄処理施設に搬入されます。リサイクル可能な部品は分別してリサイクルされる場合もあります。
撤去したエコキュートは新しいエコキュートを運んできたトラックにそのまま運び、廃棄業者に持ち込んで処分いたしますのでご安心ください。
新しいエコキュートの設置
貯湯タンクはそのまま地面に置くと重量で沈んでしまい、そのまま倒れてしまいます。必ずコンクリート土間に設置する必要があります。今回はもともとあったエコキュートの交換なのですでにコンクリート土間があったのですが、新築の場合や、ガスや石油の給湯器からエコキュートへ変更する場合などは新たにコンクリート土間を打たなければなりません。土間打設も弊社で行いますのでご相談ください。
このコンクリート土間にアンカーでタンクを固定します。そのアンカーを打つ位置は貯湯タンクに合わせなければなりません。位置決めは貯湯タンクを梱包していた段ボールが型紙を兼ねているので、この段ボールを当ててコンクリートドリルで穴をあけアンカーを取り付けます。
貯湯タンクとヒートポンプを設置したら、給水配管、給湯配管、追い炊き配管などのお風呂配管、ヒートポンプと貯湯タンクをつなぐヒートポンプ配管など配管類のつなぎ込みを行います。そのあと長野県のような寒冷地には必須の凍結防止帯の巻き付け、配管の保温を行います。
注意!
稀に凍結防止帯のコンセントを春から秋の使用しない時期に抜いてしまう方がいらっしゃいます。冬になって忘れずにコンセントを入れればいいのですが、入れ忘れてそのまま冬を迎え配管を凍結させてしまうトラブルが何件か発生します。凍結防止帯はセンサーがついていて寒くならなければ電機が入らない仕組みになっていますので、コンセントは抜かないようにお願いします。
工事終了です
試運転をし、沸湯、貯湯、給湯が確認できて問題がなければ工事終了です。
給湯器類はある日突然壊れて動かなくなるということも珍しくはありません。弊社はエコキュートの在庫を持っているので急な故障にも即対応可能です。補助金の申請もお手伝いしますので、調子が悪い、そろそろ交換時期、そんなお客様は寒くなる前に一度ご相談ください。冬場は工事が混みあいますのでお早めに!お問い合わせは下の画像をクリック!ラインもしくはメールでお気軽にどうぞ
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