ヒートポンプからの水漏れが長く続くとどうなるのか?
それは…
ヒートポンプが設置されている土間がボロボロになります。
貯湯タンクから水漏れしていた場合も同様ですが、中の銅管が長く水にさらされることと
なります。すると、銅管が酸化しし劣化することで、緑青が発生し、銅管自体も赤黒く
錆が発生します。 この錆びが水に溶け込み、土間に滴り続けるのです。 すると、土間の
表面に錆の色が付着します。これが乾いたり、また濡れたりを繰り返すことでこすっても
取れない錆色として定着してしまいます。 この錆色自体が土間を大きく破壊することは
ありませんが、見た目にも非常に悪く、お家を綺麗に保たれたい方にはストレスになる
かもしれません。
また、土間が見ずに長くさらされることでもう一つの弊害がございます。
冬を迎えると、水が凍結し凍み上がり、土間を少しずつ破壊していくのです。
最初は表面的な部分だけですが、長くさらされていると、それこそ土間を欠けさせ始めるほど、
凍み上がりによる破壊が進みます。
水漏れはエコキュート自体の故障に繋がるだけでなく、その設置場所の土間にも大きな
悪影響をもたらします。 中には、ほんの少しの水漏れなら放っておこうとお考えの方も
いらっしゃるようですが、水漏れを発見されたら出来るだけ早く水漏れ解消をされることを
強くお勧めいたします。
|