まずは、配管の埋設から行います。
既設の雨水桝から、各縦樋までの経路を約300mm掘り起こします。 その経路に沿って、
配管を埋設するのですが、平坦に設置すると水が流れないので傾斜をつけることを
忘れてはいけません。 設置する際に何度も傾斜があることを確認しながら微調整を
行います。
配管の太さにも注意が必要です。 各縦樋からの受け部分からの配管は50VUで設置します
が、縦樋は3ヵ所ありました。 この3ヵ所全てから雨水が合流すると水量が一気に3倍に
なりますので、合流した先の配管は大きめの75VUサイズに変更します。
全ての配管が接続出来、傾斜がとれていることが確認できたら、雨水桝に接続し、
雨水桝と配管との接続部をインスタントコンクリートで固めて固定します。
最後に土を埋め戻し完成です。
設置予定場所を掘り起こします。 雨水桝は300角を用意しましたので、本体の高さだけで
400mmあります。 これを埋設するので、約600mmほど掘り返す必要があります。
必要な深さが確保出来たら、その下に砂利を敷きます。 20kgの砂利を3体使用して、
約15~20cmかさ上げをします。 この砂利部分が雨水の浸透を行います。砂利を敷き
終えたら雨水桝を乗せ、地面との並行性がとれるように微調整を行います。 雨水枡の
外側周辺にも砂利をまき周囲の浸透性も上げたら、土を埋め戻して完成です。
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