まずは、既存のトイレを撤去します。
水漏れがないように、外に設置してある不凍栓と
トイレ内の推薦バルブを閉めます。
次に面機内に貯まっている水を抜きます。
方法は、灯油ストーブなどに使用するポンプで吸い出す形です。
便器内から水が全て抜けたら、
便座と貯水タンクを分解します。
最後に便座を取り外せば、既存トイレの撤去完了です。
次の工程は、
トイレの取替施工”だけ”であれば、配管や水栓バルブの交換になります。
しかし、今回はここで床の張り替え職人にバトンタッチです。
まずは既存の床のクッションフロアをはいでいきます。
全てはぎ終わり床に取り残しがないのを確認したら・・・
床全体に”のり”をまんべんなく敷いていきます。
使用している”のり”は、”プラゾール NP-2000 エフコロン”。
クッションフロアやカーペットの張り替えを個人でされる場合は、
ご参考ください。
まんべんなくのり付けしたら、
クッションフロアを少し広めに切り、床に貼っていきます。
全体をなでつけ、ローラーで空気を抜いたら、
地ベラや竹べらといわれる細いへらで角までしっかりと
クッションフロアを入れ込みます。
最後に、壁と床のちょっとした隙間を埋めるために、
シーリングを塗ります。
隅々までクッションフロアを張ることができたら、
最後にトイレの配管を見えるように切れ込みを入れて完成です。
いよいよ新しいトイレの取り付けです。
今回ご用意しましたのは”アラウーノS160”です。
まずは、配管をアラウーノ専用のものに変えます。
既存の配管を切り落とし、
取り付けガイドに沿って、ねじで配管を床に固定していきます。
この際注意しなければならないのは、
ただ単にガイドに沿っていれば良いわけではない、ということ。
背面からの配管の距離は便器を取り付けるのに適正な位置なのか、
両壁から均等になっているか、
便器の終わりから先頭まで曲がらずに直線で取り付けられるか、
こうしたことを、正確に計測しながら施工します。
取り付けまで出来たら、次はリモコンの取り付けです。
こちらも、ご使用になる方で適正な位置は微妙に異なりますので、
お客様に実際に見ていただきながら取り付けいたします。
次は、中性洗剤のセットです。
アラウーノには、「泡で洗い流す」機能がついています。
この泡の材料となるのが、中性洗剤なのです。
実際にセットして、しっかりと機能するか試してみます。
泡の他にも、”自動開閉”や”便座の温め機能”もあります。
それらのON・OFFの機能もありますので、
これらも間違いなく作動するか確認します。
これらの動作に問題がなければ、施工完了!
トイレは、貯水タンクがなくなりすっきりとしたフォルムに。
クッションフロアも白一色から、柔らかい温かみのあるピンク色になりました。
もちろん、隅々まできれいに仕上がっております。
お客様にも、
「これで家族にも気持ちよく使ってもらえる!」
とお声をいただきました。
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