他の窓には内窓を取り付けて断熱性を確保しました。
YKKAPのプラマードを取り付けました
窓枠は樹脂製です。古い窓は所謂アルミサッシで窓枠がアルミです。熱伝導が高いので外気の寒さが窓枠からも入ってきてしまいます。樹脂製の枠は熱伝導が低いので外気の影響を受けにくいです。ガラスはアルゴンガス入りのLow-Eガラスです。
アルゴンガスとは空気中に約1%含まれている機体で、酸素よりも熱伝導率が低いため熱を伝えにくい気体です。また、空気よりも比重が重いため対流しにくく断熱効果を高めます。
Low-EとはLow Emissivity の略で日本語では低放射と訳すことができます。ガラス面を薄い特殊金属膜でコーティングしたガラスで、一般的なガラスの放射率0.85に対して、Low-Eガラスは金属膜の効果で0.1以下になるといわれています。放射率が低いと熱を通さないため、断熱効果が高いガラスと言えます。
今回設置する内窓すべてに樹脂枠のアルゴンガス入りLow-Eガラスを採用しています。
2024年7月現在で、内窓設置には国から補助金が出ます。
国の補助金は【先進的窓リノベ2024事業】といって、窓のガラス交換、内窓設置、窓交換、玄関ドア交換工事が対象で、窓の大きさによって大、中、小、極小の4段階で補助金額が決まります。今回行った内窓設置工事で概ね大は高さ1.8mの2枚引き違い掃き出し窓(開口2.8㎡以上)、中は高さ1.2mの2枚引き違い腰高窓(開口1.6㎡以上2.8㎡未満)、小は高さ1mくらいの2枚引き違い窓(0.2㎡以上1.6㎡未満)、極小は0.2㎡未満の採光窓をイメージされればいいと思います。また、窓の断熱性能で補助金額も変わってきますが、一般的なSグレードの大で1箇所につき68,000円、中で46,000円、小と極小で29,000円の補助金を受けることができます。
補助金詳細はコチラ>> 先進的窓リノベ2024事業公式HP
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